新越泉
 
【住所】 東京都中野区新井5−17−2
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  サウナ¥500
【設備】 浅、超音波気泡風呂、気泡風呂、薬風呂、薬気泡風呂、サウナ、水風呂
【最寄り駅】 西武新宿線新井薬師前駅から徒歩約3分
 


 東京都は中野区、新井薬師こと梅照院。かつては浅草寺のように参拝客を集めた?とかいう、都内有数の寺院の1つだ。眼病に効くとかなんやらで、ここしばらく老眼が進んで仕方のないMichiken、とりあえずお参りに来たという次第。そしてもちろん、その後は銭湯巡りだろう。てなわけで、浴場組合のHPでチェックした最寄の「新越泉」へ。

 その新井大師の名前が付いた駅前から、薬師通りを南下して200メートルほど先を西へ入ったところ、のはず。。あれ、あれ、あれれ?どこにあんの???てなくらい、わからんですわ、ここ。たまたま、いかにも銭湯画通いのようなおじいちゃんを見つけたのでわかったが、これは難しい。洒落た造りのビル、手前に張りだした2階スペースには、なんとか幼稚園。その下側、向かって右側の入口の奥まで進むと、ガラス扉に小さく屋号。なんじゃこりゃ、一見さんには無理ですわ、まず。まあなんとか認識できたらから良かったが、こりゃもう、ある意味秘湯だ。

 そのガラス戸を入ると下足場。まずは靴を脱いでからあがり、下足箱へと入れる。その先にはフロント。そのフロントの前面は広々とした空間があり、テーブルや椅子が置かれたロビーとなっている。いや、これ本当に広々、湯上り後は気持ちよかろう。飲料類の冷蔵庫もあり。

 そのフロントの横手の階段を下へ下へと降りる。地下に脱衣所と浴室だ。降り切ると脱衣所。きれいに整えられた空間。天井は低くフラット、床はフローリング。脱衣ロッカーは2面に。間仕切り壁側には洗面台と大きな鏡。その前面には、最新式のマッサージ機とソファがいくつか。脱衣ロッカー前には、腰掛け台の長椅子が置かれているのが助かる。

 さて、それでは浴室へと入る。シックで落ち着いた空間。天井は低めで、屋根状にゆるやかな傾斜。間仕切り壁側に浴槽、反対壁側に洗い場のカランずらり。その洗い場のカラン、入り口と平行する形で、島ロッカーが3列。手前2列は両側5つづつ、奥側カランは4つというカラン数。

 間仕切り壁側の浴槽、どどーんと縦長。浅で、電気風呂、ブクブクの気泡風呂、超音波気泡ジェットのペタンと座り込むタイプと寝風呂が1つづつ。この電気風呂、「おす」「もむ」「たたく」の3つの動作が順番に替わるタイプで、しばらく浸かっていると、次々に違うタイプの電気攻撃が襲ってくる。こりゃ、やみつきになりそうだ。そして反対壁側、カランの奥に薬風呂。この浴槽も広めで、中にはぶくぶくの気泡と、奥側にペタンと腰をつけるスペースが2つ、その頭側には石板の枕付きだ。

 全体的に、シックでクール、落ち着いたというよりも落ち着きすぎているような雰囲気の銭湯。今風銭湯というよりも、近未来の銭湯、という言葉が似合うようだ。最新式のきれいな銭湯、どんな方にもOKです。大師にお参り帰りは、よるっきゃないでしょ。

 

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