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福井県は北部の温泉地、芦原温泉。えちぜん鉄道のあわら湯のまち駅を中心に、温泉旅館などが軒を並べている。そのあわら湯のまち駅から駅前通りをちょっと行ったところ、芦原温泉の日帰り温泉施設、「セントピアあわら」がある。 きれいなモダンな外観。中へ入ると、芦原温泉の歴史などがパネルに掲げられて、ちょっとした芦原温泉資料館のような様相。階段を上がると、喫茶・軽食のコーナーがあり、その奥には和室の休憩室が。生卵が販売されていて、表の湯壷で温泉卵を作ることもできる。 浴室は、「天の湯」「地の湯」の男女入れ替え２部構成。当日、僕の入ったのは「天の湯」。屋内の大浴槽と、露天の浴槽、そしてサウナ、水風呂などが並ぶ。露天は、ちょっと広めのスペースで、湯冷ましゴロンと寝転ぶこともできる。季節を選べば、なんともいえない開放感が感じられるかも。 お湯は、ナトリウム・カルシウム−塩化物泉。無色透明無味無臭で、浴感は特に無い。お湯がうんぬん、というよりも、露天の開放的空間を楽しむのが正解か。晴れた昼間ならお日さまさんさん、夜は満天の星空と。そして湯上り後は、芦原の町をぶーらぶら。当然ながら、これがまた一興。 |