成弘湯
 
【住所】 東京都葛飾区立石6−32−19
【営業時間】 15:00〜23:30 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  
【設備】 薬風呂、超音波気泡風呂、気泡風呂、サウナ、水風呂
【最寄り駅】 京成押上線青砥駅から徒歩約7分 
 


 京成の青砥駅から西側、駅の高架に沿って南西へ進み、1つ目信号の交差点を左折し直進、200メートルほど行ったところの信号の手前、南側。建物の間に門のように上側に大きな看板。「ゆ」の文字と屋号、そしてお風呂名。その奥正面に、どーんと銭湯。この構図はけっこうなインパクトだ。わかりにくいが千鳥破風の屋根、そしてきれいに改装された大きな窓の壁、入口は通りからは隠れているが、向かって左側に暖簾がかかる。

 暖簾をくぐると下足場、そして自動ドアから中へ。フロント式でロビーのある今風仕様。きれいで明るいロビー、ゆったりとしたソファだ。フロント横から脱衣所へ。こちらはというと、おっとっと、なんとレトロな雰囲気を色濃く残しているではありませんか。まず天井が立派な折り上げの格天井だ。そして床はフローリング。外側にはガラス戸、その向こう側は庭だ。池もあるのだが、残念ながら魚はおらず。脱衣所中央には島ロッカー、ロビー側壁に脱衣ロッカー。壁側ロッカーは1つ1つの箱がやや小さめ、島ロッカーは大きめ。浴室前にはどっしりとした木のベンチ。そしてコイン洗濯機が2台置かれている。

 浴室へと向かう。こちらは、浴室手前側に洗い場のカラン、奥壁側一直線に各種浴槽という典型的東京スタイル。そしてこちらもレトロさが色濃く、しかし明るい雰囲気と多彩な浴槽という今様銭湯でもある。天井は高く、水色に塗られた2段式。カラン数は、両壁側に5つづつ、間の島カランに片側7つと6つという変則タイプ。奥の各種浴槽、間仕切壁側から深の薬風呂、超音波気泡2連の座ジェット、ブクブク気泡湯のミクロバイブラ、ジェット2連の寝風呂、という構成。さらに浴室入口横手にサウナ、水風呂だ。

 そして出ました銭湯アート。奥壁上に大きく男女にまたがる富士山のペンキ絵だ。ナカジマ22の署名入り。立派な大きなペンキ絵だ。そのペンキ絵の下側、きれいなタイルにクラッシクカーと洋婦人という、時々見かけるイラスト入り。間仕切り壁にも、同じデザインのミニタイプがいくつか。ちょっとしたアクセントになっている。

 モダンなイデタチとレトロの残照という、相反するものが共存しているユニークな銭湯。なによりもきれいで清潔感があり、好感が持てる。お湯がちょっと熱めなのが、関西人の私にはちとつらい。しかしそれを越えての気持ち良さが味わえる。好感度、高し。
 

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