里の湯

【住所】 京都府京都市左京区一乗寺里ノ前町76
【営業時間】 15:30〜23:00 
定休日】 毎週水曜日 第3木曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、電気風呂、薬気泡風呂、人間洗濯機、水風呂
【最寄り駅】 叡山電鉄一乗寺駅から徒歩3分



 京都市内の銭湯巡りも北へ北へと、久しぶりに乗った叡山鉄道。一乗寺駅から東、駅前から続く通りを少し行くと、商店の間から「里の湯」の看板。その路地奥を見ると、「ゆ」の暖簾が2枚。入り口前にはベンチ、暖簾をくぐると、下足場正面に青緑黄の樹脂製筒の付いた傘立て。下足箱は脱衣ロッカー風の鍵で、木の番号札が付いている。

 引き戸を開けて中へ。番台、脱衣所。ご主人が番台の横に立っておられる。番台正面上に液晶テレビ。冷蔵庫、業務用掃除機?、ミニのアナログ体重計などが目に入る。番台横、引っ込んだスペースに、ベンチやマッサージ機、身長計などが置かれている。浴室入り口前には軽く2段。洋風ランプ型照明が可愛らしい。それと、トイレを借りようとすると、なんと脱衣所には無くて、下足場の下足箱の横だという。あれま、服脱いじゃった。仕方が無いので、また服を着て、外へと出た。

 さて浴室へと。間仕切壁側に各種浴槽、反対側に島カランを挟んで洗い場のカラン。天井には湯気抜き。間仕切壁側の各種浴槽、手前からブクブク気泡付きの薬風呂、電気風呂、浅、深。そしてその隣に、なんと人間洗濯機!丸い浴槽に、斜めに噴出する強力ジェットが4連、浴槽底からは赤や緑に点滅ネオン。ぐんるぐんると、まさに洗濯機のごとき渦を巻いている。喜び勇んで入ってみると、本当にくるくる体が回ってしまうではないか。こりゃ楽しい、ちょうど他にお客さんがいなくて貸切状態だったので、年がいもなく回りまくり。最後には目が回ってしまいました(まじ)。

 いや面白い、なんとも人間洗濯機。それと、深と浅の間に、大きめの裸婦像。お顔がほとんど男性だ。壁には、「ラドン湯」との文字。深と浅の浴槽にはそれらしき石が入った袋が沈められている。そして、浴室入り口横には水風呂。こちらは、ちょっと小さめのライオンの口から、冷水がザーザーザー。

 なにはともあれ、人間洗濯機だ。これを入らずして京都の銭湯を語るなかれ。ぐるぐる回って目も回ろう。お試しにぜひ、行くべし。 

 

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