幸の湯
 
【住所】 栃木県小山市城山町2-5-21
【営業時間】 15:30〜22:00  
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥420  中人¥180  小人¥80
【設備】 ラジウム超音波気泡風呂、薬風呂
【最寄り駅】 JR宇都宮線・両毛線駅から徒歩約8分
 


 JR両毛線、行ったり来たりの銭湯巡り、最終章は小山。小山と言えば、関ヶ原の戦い前夜の小山会議の開かれたところ。駅前には、「家康決断の地」だかなんだかの看板も。そういう歴史的な土地、小山城もあるし、ちょっと観光・・・のはずだったのだが、本日、めちゃくちゃ暑い夏の日、汗ダクダク、もうたまらん、風呂だ風呂だ風呂だ〜!と、申し訳ないが精神的余裕無し、一目散で銭湯を目指すことに。その目指すは「幸の湯」さん。

 ひっそりとした通りの角に面して、どどどんと大きな建物。向かって右側が銭湯、左側がコインランドリーで、建物全体ではけっこう横長。その銭湯部分、千鳥破風の赤い屋根、その下側にどででーんと屋号の看板。暖簾は男湯女湯富士山が2枚架かる。暖簾をくぐると正面に傘立て、両側に下足箱。引き戸を開けて中へと。

 番台、そして脱衣所。落ち着いた雰囲気で広めの脱衣所。天井は格天井で、そこから蛍光灯がぶら下がる。外壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー。間仕切り壁には大きな鏡、その下側には常連用ロッカー。島ロッカーとの間には、大きな腰掛台がどーん。番台横手には、ミニな飲料類の冷蔵庫が2つ、その隣側に丸テーブルとイスが置かれたくつろぎスペース。浴室入口前、外壁側には何やら1人用の箱型のボックスが。なんでしょう、体を乾かすところ?かな。今は物置になっている。体重計は、床置きのスケール。

 浴室へと入る。おお、正面にどどどーんと(今回は擬音が多い)背の津アート、富士山のペンキ絵だ。「24.6.8 ナカジマ」との署名入り。そしてもう1つ銭湯アート、間仕切り壁側に、京都?かなというような川と橋と森のタイル絵。天井を見上げると、2段式で水色に塗られた東京銭湯のスタイル。洗い場のカランは、両壁側に6つづつ、シャワーは、ホースが付いてたり付いてなかったり。島カランは1列で両側5つづつ、シャワーは無い。浴槽は奥壁側に一直線に配置。横長の浅、超音波気泡風呂ジェット4連のペタンと座り込むタイプ、壁には「ラジウム温泉」とのパネル、浴底には袋が沈められている。その隣側、宝寿湯の漢方薬風呂。こちらにも袋が沈められている。

 と、全体的に東京スタイルの銭湯。銭湯アートもあり、ヴィジュアル的にも面白い。そして、もうダグダグダグな汗を流せて、うれしいのなんのって・・・ああ、爽やかだぁ。まさに銭湯機能120%の価値、たまりません。さっぱりすっきり、さあ帰路へ着くとします。

 

  銭湯TOP      栃木県























inserted by FC2 system