三谷湯
      
【住所】 東京都武蔵野市西久保2−27−15
【営業時間】 16:00〜22:30  
【定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 深、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 JR中央線三鷹駅から徒歩約15分
    

 
 JR中央線の三鷹駅。住みたい街ナンバー1の吉祥寺の隣駅だが、こちらも人多いな。その三鷹駅の北口を出て駅前から続く中央通りを北へ、中央通り交差点に出たら西。2つ目信号を斜めに北西に商店街を入り、そのままずんずんずんと。300メートルちょっとだったっけ、ほど行った先に銭湯発見。通りからちょっと引っ込んだ形で、どどどんと昔ながらの外観の銭湯。破風屋根に青瓦、後ろ側には煙突がニョキッ。正面両側は塀。青瓦庇の下に温泉マークに挟まれた青字の屋号。その下側にはオリジナルな屋号の暖簾が架かる。

 暖簾をくぐると下足場。正面に傘立て、両側に下足場。引き戸を開けて中へ入ると、番台、そして脱衣所だ。おっと、久しぶりに昔ながら空間前回の銭湯だ。天井は高く、板張りのフラット。床はきれいなフローリング。その脱衣所、広ーい。とにかく広ーい。真ん中に置かれているものがなく、広々だ。脱衣ロッカーは外壁側に。番台横手には飲料類の自販機、長椅子、それをバックにガラス戸、その向こう側には整えられてはいないが広めの内庭。浴室入口前にはアナログ体重計と、背の高ーい観葉植物の鉢が。間仕切り壁側には鏡、その下側には棚があって、諸々の物。番台対面上には、白招き猫と神棚。

 それでは浴室へと入りましょう。そのガラス戸には、女性と壺が2つ、そのうち1つの壺からは植物が出ているという、アラビアンナイトな(適当なイメージ)摩り硝子。浴室の雰囲気は、これまた昔ながらのシンプル空間。天井はなだらかな曲線を描いた半ドーム型。奥壁には北海道大沼と書かれたタイル絵。一瞬、富士山!と思ったのだが、どうも違うみたい。しかしそれだけに珍しい、レアな逸品だ。間仕切り壁にも銭湯アート、こちらは鳥とか魚とか(たぶん)がシュールにデザイン化されたカラフルな色彩のモザイクタイル絵。

 洗い場のカランは間仕切り壁側に7つ、外壁側に6つ、間の島カラン両側5つづつのカラン数、島カランにはシャワーは無し。浴槽は奥壁側に一直線。シンプルに、深と浅。浅は横長で、ブクブクの気泡湯が2連付き。あまりにもシンプル、シンプルすぎるような浴槽。少々湯温が熱いが、これが東京銭湯らしくていいのかも。

 昔ながらの雰囲気プンプン、そして広くて開放感のある銭湯。これぞ東京銭湯ではないか。個人的に、好みな銭湯、大いに気に入りました。
  
 

銭湯TOP     武蔵野市






















inserted by FC2 system