桜湯
 
【住所】 東京都江東区北砂4−18−11
【営業時間】 15:15〜24:00  
定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 浅、超音波気泡風呂、気泡風呂
【最寄り駅】 都営新宿線大島駅より徒歩約13分
 


 都営新宿線の大島駅から丸八通りをひたすら南。しばらく行くと、通りの西側に砂町銀座の細い通りの商店街が。商店街の入口は西側の明治通り沿いからのようだが、それにしてもこの商店街、楽しいわ。細い通りの左右にお店がびっしり、買い物客もびっしり。個人商店の並ぶ通りで、これだけ活気があるのは理想形だ。

 そしてこの通りに、銭湯もあるというではないか。どこかなどこかなこの辺りかな・・・と注意深く探していたつもりだったのだが、いきなり通り過ぎた。青果店と宝くじ売り場に挟まれたちょっと奥に暖簾。いやあ、こりゃあわかりづらいわ。なにはともあれ、なんとか見つけることができ、喜び勇んで暖簾をくぐる。

 下足場、そして左手に廊下。そこにフロントがあるのだが、またしてもわからずいきなり脱衣所に入ってしまった。あれ、おかしいな・・・ともう1回表に出て、フロントの存在に気づく。今日はどんくさいな、この私。フロント前には飲料類の冷蔵庫。長イスなどは置かれていない。

 そしてあらためて脱衣所へ。がらーんと開放感のある脱衣所。実際以上に広く感じられるような空間だ。外壁側に脱衣ロッカー。間仕切り壁側に常連用ロッカー、こちらは亀の甲羅のような変わったデザインだ。中央には小さな低めのテーブル、その上には血圧計。長方形の脱衣籠や、籐椅子が積まれている。デジタル体重計とマッサージ機。ちょっと変わっているのは、浴室の入口前が別フロアのようになっていて、体をふき取るスペース(かな?)になっている。そこにはコイン洗濯機2台と、本格的なコインランドリー1台。

 そして浴室へと。こちらも実際以上に広く感じられるような、広々空間。中央から手前にかけて洗い場のカラン、奥の壁側一直線に浴槽。洗い場のカラン、間仕切り壁側に7つ、外壁側に5つ、間の島カラン1列両側6つづつのカラン数。島カランにはシャワーは無い。奥壁側一直線の浴槽、これが横長の浅が1つ。その浅内に、ブクブクというよりボコボコというような気泡湯、超音波気泡風呂ジェット3連、そしてブクブクというようりプクプクという気泡湯という構成。ジェットの3連は、真ん中のジェットの位置が低いという段差構造。この配置は珍しい。

 と、あれこれけっこう変わったところあれこれ、キョロキョロ見どころの多い個性派銭湯だ。しかもこの外は、買い物客でいっぱいの砂町銀座。いやあ、銭湯って本当、特殊な空間やなあと、あらためて認識した次第。ピピン!と来た方はぜひ訪問を。楽しい銭湯です。
 

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