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霧島温泉郷、丸尾の温泉街から霧島神宮へ向かう途中に看板が見える。その通り進むと、山腹に旅館があり、その向い側に駐車場。さらに奥へ行くと、日帰り入浴可能な温泉施設が。「さくらさくら温泉」という、屋号がなんともいいですね。美しい。偶然ながら、ちょうど桜のシーズンにやってきましたこのＭｉｃｈｉｋｅｎ、なんとも風情があってよろしいのこと。 整えられた庭園の奥に和風建物、入ると正面の券売機で入浴券を購入。右手にフロント、正面には和風レストラン。お土産処を通り過ぎて奥へ進むと、温泉フロアへの扉。靴をスリッパに履き替えて、さらに奥へ。男女それぞれの暖簾がかかる扉を開けて中へと入る。 脱衣所、今まで入った温泉施設からすると、貴重品ロッカーがあるのが妙に新鮮に感じる。安心しながら、浴室へと向かう。浴室内は、内湯と露天の２層構造。ログハウス風の内湯、そして広い岩風呂造りの露天風呂。お湯は白濁系で、湯の花が多量に浮かぶ。ほんのり硫黄臭がたまらない。つるっとした浴感で、肌がすべすべになる。 さて、そしてここの一番の売りポイントが、天然泥湯の泥パックだ。 近くのえびの高原から採取した硫黄分を含んだ泥を運んできて、露天の岩風呂横に。その泥を顔や腕などに塗ってしばらく置いて乾燥さすと、落としたあとは肌がすべすべ！いっしょに入ったうちの子供なんぞ調子に乗って全身に塗りたくっておりました。確かに肌がすべすべなめらかになった感じが。まあ、私のようなおっさんがどうのこうの言っても仕方ないのですが、女性の方はうれしいんじゃないでしょうか。なかなか楽しい体験でした。 |