斉藤湯
 
【住所】 東京都荒川区東日暮里6−59−2
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 深、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 JR山手線日暮里駅から徒歩約3分 
 


 JR山手線の日暮里駅から東、尾久橋通りの西日暮里2交差点を越えて1本目の通りを南へ入って少しのところ。向かって左側前面にコインランドリーが張りだしており、ちょっと奥に引っ込んだ正面玄関。横手には駐輪のスペース。そこにはなんと自転車の空気入れ、ご自由にお使いくださいとの札。オリジナルの暖簾がかかるその奥は下足箱のスペース。そして中へと。

 入るといきなりロビースペースで、ソファやテーブルの並ぶ横手を進んで奥のフロントへ。ソファの反対壁側には、時節柄、雛人形が飾られ、大きな帆船の模型などが賑やかに。なんとも上手に整えられた良い空間だ。フロントの上側には落語家の色紙などがあれこれ。この銭湯内で寄席が開かれたりしているらしく、その関係なのだろう。

 そして脱衣所。広々とした空間だ。天井は低めだが、屋根の下風の傾斜のついたデザイン。床はきれいなフローリング。外側はガラス戸で、その向こう側には縁側、内庭がある。内庭には石灯籠に池、池の中には大きな鯉、天晴見事な造りだ。そのガラス戸前にはソファとテーブル、長ベンチも。脱衣所入口側壁には脱衣ロッカー、入口横側壁には縦長ロッカーに常連用ロッカー。変わっているのは浴室入口前中央にも脱衣ロッカー。その横手にはアナログ体重計と扇風機、浴室入口は両端側にそれぞれある。

 浴室へと。こちらもたいへんきれいで、整えられた空間だ。天井は2段式の東京スタイル、色は白く塗られている。奥壁はなんと表現していいのか幾何学的な直角直線模様のタイル、間仕切り壁側には白タイルに花模様、外壁側と入口側壁には白タイルに緑の雲模様のデザイン。

 中央から手前にかけて洗い場のカラン。両壁側と間の島カラン、いずれも6つづつ。外壁側にはシャワーは無し。間仕切り壁側と島カラン片側の手前1つは手付きホースのシャワー。浴槽は奥の壁側に一直線。深と浅のシンプル2槽。深は薬風呂と書いているが、当日は違ったみたい?替り湯は日が決まっているようだ。そして横長の浅、超音波気泡ジェット3連付き。深は熱く、浅はやや熱い。熱いお湯、東京銭湯スタイルだ。 

 とにかく、ロビー、脱衣所、浴室、いずれもきれいに整えられた、素敵な空間。特に脱衣所の雰囲気は、たまらないくらい。ソファに腰掛けて内庭を眺めると、なんともいえない贅沢な気分に。湯上り後のロビーも快適だし、言うことなし。素晴らしい。 

 

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