鹿王湯

【住所】 京都府京都市右京区嵯峨北堀町13
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週日曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、水風呂
【最寄り駅】 京福嵐山本線鹿王駅からから徒歩3分



 嵐電の鹿王駅から南へ少し。鹿王院への矢印看板とお地蔵さんの祠がある角を西側へ曲がってすぐのところ。屋号は、この先少し行ったところにある鹿王院からでしょう、どう考えても。足利第3代将軍義満が建立した寺院、文化財も多く、足を運ぶべきでしょう、近くまできたら。

 さてその鹿王湯。正面に2枚掛かった暖簾、それをくぐると、こじんまりとした下足場。正面に傘縦があり、両横の下足箱は淡い青色。木枠の硝子戸、しかし男側は開いたまま。カーテンで目隠しはされているが、人が出入りするたびに、外まで一直線。まぁ、これはこれで愛嬌。今さらどうのこうの言う銭湯好きは、まずいないでしょう。

 脱衣所もまたこじんまり、そしてあっさりとした風景。壁寄りに長椅子が置かれ、マッサージ器や大きなアナログ体重計が目に付く。浴室入り口前には、軽く段が付いている京都スタイル。脱衣籠はお馴染みの黄色いプラ籠。なぜか1つだけ、古の柳行李番号入りが脱衣ロッカーの下にぽつり。

 浴室もこれまた、こじんまり。天井、青色の湯気抜き。洗い場は、シャワー有りとシャワー無しがそれぞれ。浴槽はシンプルに間仕切壁側、手前から浅、深、ぺたんと座り込むタイプの超音波気泡風呂がジェット2連。そして浴室入り口入ってすぐ横手に水風呂。ライオンの口からザザザーっと冷水が落下。

 湯上り後、小さな冷蔵ショーケースから缶ビールを取りだしお金を払おうとすると、これは売り物じゃ無い、と断られた。どうやら売り物と私物をいっしょに入れられているよう。下の段のものならOKだった。実は最初に手にしたのは発泡酒、これは私物で売り物は本物ビール。どっちが良かったのかは別の話、本物ビールが飲めたのでまぁいいか。家帰ったら、発泡酒以外の選択肢は無いですし。いとあわれ、サラリーマン。

 

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