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そこから峠を越えると和歌山、という大阪最南端の岬町。その岬町の町営施設の中にある公共浴場。一般的な銭湯、というには銭湯らしいロケーションではないが、府下の公共浴場であり銭湯料金ということで、大阪銭湯巡りに加えます。 国道２６号線、谷川のロータリーを西へ、和歌山の加太方面へ抜ける道を行く。途中、岬町の町役場を通り、谷川橋を左折。案内板が出てくるので、その方向へ山中を上がっていくと、きれいな公共施設が現れる。それが目的のピアツッア５。駐車場たくさんあり、バスも巡回している。 そのピアツッア５は、プールやフィットネス、各種講座やイベントフロアなどのスペースを設け、主として町民の娯楽や健康増進目的の様々な設備や催しものスペースを提供。その中にあるのが、浴場施設の「ゆう湯う」。建物入り口は２階なので、階段を下りて１階へ、暖簾をくぐると券売機があり、フロントがある。 浴室はこじんまりとした造り。外側に向いて、整然と各浴槽が並ぶ。深と広めの浅、浅内に超音波ジェット１つと気泡湯がブクブクブク。ジェットも気泡もかなり強力。隣に水風呂、そしてサウナとミストサウナ。サウナはうれしい料金込み。窓が大きく、開けると開放感。明るいデザイン。 大阪最南端にして、唯一の山中にある公共浴場。そしてなんと空気がきれいなこと。ここも大阪？と思うような、大阪府下最も空気の美味しい銭湯か。「大阪銭湯巡り」という範疇では、ちょっとアクセスがしんどいが、こういうのもありまっせ、ということで。ちなみこのちょっと先には、海釣り公園「とっとパーク小島」がある。絡めて行ければ最適です。 |