大多福温泉

【住所】 大阪府堺市堺区綾之町西2−1−14
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 第2、4水曜日
【入浴料】 大人¥390  中人¥130  小人¥60  
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、
【最寄り駅】 南海本線七道駅から徒歩8分



 南海本線、堺に入って一つ目の駅、七道。駅前の賑やかな通りから東南へ、住宅街をぶーらぶら。目指すは銭湯、「大多福温泉」。なんと読むだろう、「おたふく温泉」かな。たぶんそうかな、そうでしょう、などと考えながら目的地へと。

 さりげなく、素朴に佇む外観。「ミネラル湯浴泉」と「クリニックバス」、この2つの看板をそれぞれ前面の左右に掲げている。正面の暖簾上の硝子にも、「ミネラル湯浴泉」の赤い文字。これが売モノ、ミネラル湯、ということでしょうね。

 そして番台から脱衣場へと。脱衣場内、ぐるりと回りを見回すと。まず、デザインの凝った具合の天井、複雑な構成で説明が難しい。脱衣ロッカーの上には、お多福の屋根瓦×大小1つづつ。やはりこれは屋号由来?か。そして、大きなアナログ体重計、大きな立姿の扇風機、大きな壁掛け温度計、などなどが。さらに、浴室入り口横手に「人間乾燥機」。おっと、ありましたかこの一品。入ると温風、さらっと濡れた身体を乾かしてくれるという、なんともありがたい設備。

 浴室へ。こちらはシンプルに、3段構えの構成。男女間仕切壁側に、浴槽一式ワンユニットで。
 まず、深と浅の主浴槽、そして奥に向かって、電気風呂と超音波気泡風呂ジェット3連がセットとなった「クリニックバス」の薬風呂。そしてお湯は、ミネラル湯。

 そのミネラル湯以外のワンポイント、浴室奥に銭湯アート。奥の壁の向こう側、男女にまたがるスペースがあって、そこに一面のタイル絵。アルプス?と思われる山々の麓、広がる湖畔。それが壁一面に。さらに手前に本物の岩を配していたり、狸の置物を置いていたり・・・思わず、立ち上がってまじまじと見てしまいました。この、ちょっとした雰囲気作り。なかなか功を奏しているのではないでしょうか。話のネタにでも、ぜひ一度。

 

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