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東京メトロの入谷駅から言問通りを東へ、松が谷四の交差点を南、３００メートルほど行った辻を東へ入った住宅地の中。そこから少し東南へ行くと、かっぱ橋道具街通りだ。昼間の早い時間から開いている銭湯ないやろか・・・と探しあてたのが、ここ。昼過ぎの１時から営業していらっしゃる。日の高い時間帯の銭湯は最高、贅沢な気分が味わえる。 どちらかというと素っ気ない外観、角角っとした建物に、煙突がニョキッ。建物の横手に周ると燃料用の廃材が山となって積まれている。暖簾をくぐると、すっきりとしたきれいな下足場。中へ入るとフロント式でロビーのあり今風仕様、ゆったりとしたロビーが心地良い。ソファにテレビに冷蔵庫。湯上り後のちょっとしたお楽しみ。そして脱衣所。こちらはロビーに場所を取ったからだろう、少々こじんまり。天井は低めで床はフローリング。柱に丸時計がかけられているが、そのかけている板が中華料理屋の広告になっているのが面白い。出前は迅速だ。 浴室へ。浴室手前がは洗い場のカラン、奥に一直線の浴槽。天井は２段式、水色で塗られている。浴槽は３槽、深い超音波気泡座り風呂２連、横長浅の超音波気泡ジェット２連、ブクブク気泡の薬風呂という構成。お湯は・・・熱い、特に横長浅は熱い、軟弱私にはちとつらい。そしてその浴槽の背後、出ました銭湯アート、ペンキ絵だ。絵柄はどこの風景なのか、海にヨット、豪快に岩にぶつかる荒波の図。富士山では無いが、それがかえって新鮮だ。 すっきりとしたきれいで快適な下町銭湯。営業時間は長時間だが、休みも月２回と少なめだ。なんとも働きやさんのお風呂やさん。こういうところ、行かなくちゃ。道具見たら買ったら次は銭湯、大久保湯さんへどうぞ。 |