【住所】 | 東京都大田区西蒲田1−8−22 |
【営業時間】 | 15:00〜23:30 |
【定休日】 | 毎週月曜日 |
【入浴料】 | 大人 ¥430 中人 ¥180 小人 ¥80 |
【泉質】 | |
【効能】 | |
【設備】 | 深(黒湯)、気泡風呂、超音波気泡風呂 |
【最寄り駅】 | JR京浜東北線蒲田駅から徒歩18分 |
東京銭湯初体験。にして、黒湯初体験。話には聞いていましたが、ほんまにそんな真っ黒なお湯があるんやろかと半信半疑で興味津々、たまたま東京へ行く機会があったので、それなら一度入ってみよう、とJR京浜東北線で蒲田へ向かう。 蒲田行進曲のテーマのメロディが流れる蒲田駅の西口から北へ。住宅地を抜け、川のすぐそば、おっと見つけました。さりげなく堂々と、破風屋根のなんとも趣のある外観。暖簾をくぐると、正面に傘立て?がぶわーと並んでいる。東京にはこんなのがあるのか?大阪では全く見たことがない。そして、ぴっかぴかに磨かれた床と引き戸に感心。 中へ入ると番台。位置が少々高い。このあたりも大阪とちょっと違う。そして脱衣所。こちらも、ぴっぱぴかに磨き上げられた床が気持ちいい。天井は高く、一面格子状。 内庭を見ると、これが立派な造り。残念ながら池に水が張られていない。壁には浴場組合のポスターなどがあれこれ。素朴な木の椅子もいい感じ。いやぁ、これはなかなか素敵な空間。 それでは期待の浴室へ。奥に浴槽が3つ並ぶ。ブクブクの気泡湯、超音波気泡ジェット2連、そしてお目当ての黒湯。おっと、これが黒湯ですかぁ!確かに黒湯、真っ黒なお湯。透明度まったく無し、無味無臭。これはいったいなんなんだろう、残念ながら但書きなどが無く成分などは不明。すべすべっとした浴感で、浴後は汗がじわ〜と。 そして、奥の壁一面の壁絵。初めて見る本場のペンキ絵。なんの風景画なのかと思っていたが、後で調べると、女湯側には続きで富士山が描かれているそうな。それと、男女間仕切壁側に、白鳥16匹がずらっと並んだタイル絵。これも印象的。 黒湯、ペンキ絵、渋い外観、雰囲気たっぷりの脱衣所。これが東京銭湯かぁ、としばし感動にひたる。しかし残念なことに、この月末(07年11月)に、廃業されるとの張り出しが下足場にされていた。ぎりぎりセーフで間に合ったような感じだが、私のような余所者はともかく、生活の一部として利用されている地元の人は残念でしょう。時の流れと言えばそれまでだけれども。感動とともに、ちょっと重い気分で後にした。 ※ 残念ながら、廃業されました。 データは廃業前のものです。御注意ください。 |