 |
日暮里舎人ライナーの江北駅の南側、江北四からの通りを東へ約２００メートル、信号を南へさらに１００メートルを東、そこから２５０メートルほどうねうねっと行ったところ。ちょいと辻を入った細い通りに、どどーんと立派な和風外観。しかしきれいで、なんか新しく感じられる。正面玄関の両脇には塀、そこから樹木が茂る。玄関口には丈の短い暖簾がかかり、くぐると下足場。正面に屏風のようになって傘立て、両側に下足箱。そこから引き戸を開けると番台、脱衣所だ。 昔ながらの雰囲気を保ちつつ、きれいで清潔感たっぷりの脱衣所。天井は高く、改装されておりフラット。床はきれいに磨かれたフローリング。内庭があり、きれいに整えられている。その内庭をバックに、どっしりとした木のベンチが。外壁側に脱衣ロッカー、中央には島ロッカー。間仕切り壁側には大きな鏡、その下は棚で、あれこれと小物オブジェがあれこれ並ぶ。外壁側、脱衣ロッカーの隣にベビーベッド付きの脱衣ロッカー、そしてマッサージ機タイプ違いが２台。そうそう、外壁側の脱衣ロッカーの上には黒招き猫が鎮座。東京銭湯では、関西銭湯ほど招き猫の鎮座率が高くない。 そして浴室へと入る。ややや、まず目に飛び込んできたのが、奥壁にどどーんと富士山のペンキ絵。「２５．７．３０ 西伊豆」との文字。新しいだけに、きれいなんですよこれが。立派、立派。天井に目をやると、２段式で水色に塗られた伝統的東京スタイル、しかもこれがまたきれいなんですよ、気持ちの良いくらい。洗い場のカランは、間仕切り壁側７つ、島カラン１列両側６つづつ、外壁側３つ、というカラン数。外壁側に立ちシャワーが１つ。こちらは、ヘッドとボディ、湯と水、書かれているのでわかりやすい。 浴槽は奥壁側と外壁側にあれやこれやと。まず奥壁側。横長の浅、その浅内にはペタンと座り込むタイプで壁のボタンを押すと強力ジェット。頭の位置にはステンレスの水枕。その隣、水枕が続いた超音波気泡ジェット座り風呂が１つ。その隣、強力ジェットのエステバス、こちらも壁のボタンを押す。さらに隣は深でブクブクの気泡湯付き。外壁側には、薬風呂。ブクブク気泡湯付きのダブルで健康志向な浴槽だ。 とにかく印象としては、きれいに整えらえているというのがうれしい銭湯。外観もそうだが、基本的には昔ながらの雰囲気を残しており、それにプラスしてきれいで清潔感が漂っている。これはポイント高いわ、気に入りましたよ。家の近所に欲しい１軒です。 |