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国道４３号線を神戸方面へ、淀川にかかる伝法大橋を渡ったところを西へ行くと、西淀川区の福町界隈。その細い通りが続く住宅地を入っていくと、どーんとした構えで立っているのが「西福温泉」。辺りの風景にすっかり溶け込んだ、下町の銭湯だ。 その浴室、これがけっこう個性的な作り。浴室中央の奥に、浴槽が配置されているが、その形がなかなかユニーク。 半円形の浴槽と、それを半分だけ取り囲むような形で深と浅の浴槽が並んでいる。半円形の浴槽は、半分が電気風呂で、もう半分は超音波気泡風呂でジェットは２連。 その壁側には岩が配されており、またバックの壁には、海やら松やらが描かれた壁絵がある。 そして、入り口すぐには、薬風呂。また、脱衣場側にはみ出すような形で、サウナも設置されている。 |