ニコニコ湯
 
【住所】 東京都足立区千住柳町2−10
【営業時間】 15:00〜24:30 
定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  サウナ¥200 
【設備】 薬風呂、超音波気泡風呂、サウナ、プール
【最寄り駅】 JR常盤線・東京メトロ千代田線・日比谷線・東武鉄道伊勢崎線から徒歩12分 
 


 銭湯聖地と言われる北千住の銭湯巡り。JRおよび東京メトロの北千住駅、駅前西側から続く賑やかな通りを西へずんずん。日光街道の広い通りを横切ってさらに西、大正通り商店街というこじんまりとした商店街の通りを北へ200メートルちょっと行ったところにある銭湯。おっとっと、なんと「湯あそびひろば」だぜ。東京にもあったんですな、湯あそびひろば。大阪近郊には多いですもんね、思わず懐かしさで涙が(うそ)。キャラクターのネコはいないが、まあいいや。とにかく中へと入るのである。

 暖簾は東京銭湯らしく丈が短く、屋号が変わった形で書かれている。なんともポップだ。下足場、そして自動ドア、フロント、ロビー。ロビーはこじんまりとしつつもソファとテレビが置かれている。冷蔵庫には飲料類あれこれ、缶ビールもあり。フロントにて入浴料金を払うと、下足箱のロッカー鍵を求められる。どうやら鍵預かり制、代わりに脱衣ロッカーの鍵をもらう。防犯対策だろう、これはなかなか安心だ。ただし、帰る際にはロッカー鍵の返却を忘れずに。ついついロッカーに付けっ放しにしてしまう。習慣ないですもんね、気を付けなければ。

 脱衣所へと。天井はなんと格天井だ。続きで壁は白壁という、昔ながらのレトロスタイル。残すところは残すという方針なのだろう、これは好感がもてる。脱衣所中央には腰掛け台。外壁側、番台横手側には脱衣ロッカー。間仕切り壁中央奥上には大きな黒色柱時計。これまたレトロな逸品だ。浴室入口前には、椅子型マッサージ機と頭ごと入れるパーマネントのような型のヘアドライヤー機がそれぞれ1つ。番台横手外側には庭があり、岩と溶岩が組まれている。これもなかなか、残して正解。

 それでは浴室へ。手前側に洗い場のカランがずらり。カラン数、間仕切壁側9つと、外壁側に3つ、間の島カランは2列で、片方は両側4つづつ、もう片方は両側3つづつ。浴槽は奥の壁側に並ぶ。こちらは「湯あそびひろば」の浴槽があれこれ。配列は東京風だが、浴槽は湯あそび系だ。バスフレンドの薬風呂、そしてボタンを押すと下側からジェットが噴き出て身体が浮くという「うきうき」風呂、超音波気泡寝風呂のドリームバス1つ、強力ジェットのエステバスが1つ。浴室入口側横手には、有料のサウナ。それとその横、なんと子供用プールだ。これよこれこれ、湯あそびひろばだな、これが。とりあえず水風呂代わりに利用するが、お湯はぬるめだ。

 そしてお楽しみ、銭湯アートもありますよ。奥の壁一面に、「立山あおぐ特等席。富山県」との但し書きのある、ペンキ絵。立山か、この山は。その麓を走る特急列車。ペンキ絵というと定番の富士山だが、たまにはそれ以外のデザインもいいですな。豪快かつのどかな風景に、超リラックス。肌からお湯を、目からペンキ絵を、もうたまりません。みな味わえ、そして満足せよ、そういう銭湯だ。

 

 銭湯TOP     東京都足立区
















 





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