ニコニコ湯
      
【住所】 東京都板橋区徳丸1−25−2
【営業時間】 16:00〜23:00  日曜日 15:00〜23:00
【定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 浅、気泡湯、超音波気泡風呂、足湯
【最寄り駅】 東武東上線東武練馬駅から徒歩7分   
    

 
 やってきましたねぇ東京。さて今回は、東京23区の北に位置する板橋区。東武東上線の東武練馬駅、北側駅前通りからイオンの前の通りを東、2つめ信号を北へ。なだらかな坂を上がっていくと、通りの東側、駐車場を挟んで見える、千鳥派風2段構えの激渋外観の銭湯。塀の間からニョキッと出た大きな木もなかなかのもの。思わず、レトロトロトロ、溶けそうになる。

 東京風の短い暖簾をくぐると下足場で、正面にタイル絵に描かれた孔雀が羽根を広げている。引き戸を開けると番台、そして脱衣所。すっきりとした空間で、フローリングの磨き上げられた床が気持ちいい。天井は折り上げの格天井。正方形と長方形の升目が混在する変タイプ。間仕切り壁は一面鏡だが、壁が低いのか、上まで板を張り付けている。脱衣所中央には畳仕様の腰掛け台。大阪でよく見かけるタイプだ。脱衣ロッカーの横手には身長計やぶら下がり健康器。壁には額入りの鯉やSLの大きなジグゾーパズル。浴室前にはアナログ体重計。

 そして浴室へ。奥に浴槽が並び、手前にカランが並ぶという東京銭湯タイプ。奥壁に並んだ浴槽、深、円形の気泡湯、超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂。深、お湯が熱い!これぞ東京銭湯か。円形浴槽は、中央に手摺りで分断、片側にブクブク気泡。このブクブク具合がけっこうすごい。そして隣の超音波ジェット座り風呂の前、横の壁に沿って足湯がある。浴底に足踏み用石が埋め込まれた足湯、壁側に腰を掛けることができるようになっている。浴室内でこういった浴槽を見たのは初めてだ。浴室手前側にはカランの洗い場がずらり。両壁にそれぞれ、間に島カラン。島カランの上側には洗面器などが置けるよう棚風になっている、天井は高く、水色に塗られている。そしてビジュアル、奥壁一面のペンキ絵。山、島、湖(海?)の絵。これが東京へ来たときの楽しみの1つだ。

 レトロな外観、すっきりした脱衣所、各種浴槽、ペンキ絵、東京銭湯のエッセンスがぎゅっと味わえるような銭湯。そして屋号、「ニコニコ湯」というのが、これまたナイス。ほんとニコニコ、笑顔がこぼれる銭湯だ。ニコニコ。


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