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東京メトロ東西線の葛西駅から環七通りを南、３００メートルほど行った東葛西七交差点を渡って東へ、１つめ辻を南へ入ってすぐ。どどーんと大きな外観の銭湯が現れる。銭湯人東京に現る。三角屋根の和風民家に、正面改装されたスタイル。前面にややスペースがあり、車が数台駐車可能。横長建物、中央に玄関口、その上側に堂々たる屋号。暖簾は架かっておらず、入ると下足場、これがまた両側にずーっと奥深い造り。ちょっとしたインパクトがある。 引き戸を開けると正面にフロント。牛乳の自販機が置かれている。しかしロビーのスペースはなく、すぐにフロント横手から脱衣所へ。脱衣所、ゆったりとしたスペース。天井は改装されていて壁紙、フラット。床はフローリング。入口横手と外壁側に脱衣ロッカー。その横手に大きな鏡。間仕切り壁側には洗面台、その手前側にはテーブルと長イスが置かれたくつろぎスペース。浴室入口前には、物置用の台と、アナログ体重計。 それでは浴室へと。こちらもゆったりとしたスペースだ。天井は高く２段式、白色に塗られ縁は水色。そして奥壁にどどーん、出ました富士さんのペンキ絵。「平成二十六（？）七.三一ハヤカワ」の署名入り。舞台は西伊豆、波が岩ではじけ飛ぶ豪快な絵柄だ。壁のタイルはきれいに改装されており、水色でところどころに樹木の茂るミニミニイラスト入り。浴槽は奥壁に一直線、横長の大きな浅、浅内にはブクブクの気泡風呂、その隣には超音波気泡風呂ジェット２連の座り風呂。 ゆったりとした空間で、ゆったりとした入浴が楽しめる、ゆったりとした銭湯。おまけに富士山も拝めて言うことなし。身も心もすっかりリラックスできますね。これぞ銭湯の醍醐味だ。幸せな時間を味わえます。 |