中川湯
 
【住所】 東京都墨田区立花6−14−11
【営業時間】 15:30〜23:30 
定休日】 毎月第2、4月曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  サウナ¥200
【設備】 深気泡湯、超音波気泡風呂、浅、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 東武亀戸線東あづま駅から徒歩約10分
 


 東武亀戸線の東あづま駅から東、丸八通りを越えて立花通りを東へ直進、700メートルほど行ったところを北側の住宅地の中にうねうねうね。目印は、民家の間からニョキッと見える煙突だ。2階建て建物の1階に銭湯。向かって右側のこじんまりとした間口の横手にはコインランドリーだ。

 温泉マークの短い暖簾をくぐり下足場、その奥の自動ドアを入ると、フロントとロビー。向かって右手にフロント、その前面の奥側にロビーが設けられている。ソファが並べられ、奥中央にテレビ。そしてフロント横には男女それぞれの脱衣所への入口が。

 脱衣所へ。なかなかレトロチックな懐古系空間。天井は高く格天井。3枚羽根の大きな天井型扇風機がぶら下がっている。床はフローリング。入口壁側と入口外壁側に脱衣ロッカー。中央に置かれた木のテーブルと木のベンチがいい味出している。入口壁側の洗面台に大きな横鏡、反対の外壁側には大きな縦鏡。浴室入口前には大きなアナログ体重計。

 さて、それでは浴室へと入る。こじんまりとしたスペースに、洗い場のカラン、浴槽あれこれ。天井は高く2段式、ベースは白色、縁は水色。経年劣化がなかなか。壁のタイルはところどころ新しく、外壁側には洋婦人のミニイラスト入りタイルなど。洗い場のカラン、間仕切り壁側5つ、島カラン1列両側6つづつというカラン数。外壁側には立ちシャワーのブースが2つある。

 奥の壁に一直線に浴槽。深のブクブク気泡風呂、超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂、浅という構成。浅の外壁側に給湯口、石が置かれたところから、お湯がザーザーザー。そして外壁側に縦長の水風呂。うなぎの寝床のような形。その隣には有料のサウナだ。

 そして出ました銭湯アート、富士山のペンキ絵。西伊豆の文字と早川氏の署名入り。岩に波がかかり、その中央に富士山という、雄大な絵柄。臨場感が感じられるようで、流石である。

 墨田区の一番東側、旧中川の手前の住宅街に、ちょこんと佇むこの銭湯、なんか隠れ家のようなロケーションだ。その隠れ家で、拝むことのできる富士山。なんか得したような気分になりました。

 

  銭湯TOP     東京都墨田区






















inserted by FC2 system