【住所】 | 大阪府泉佐野市笠松1−3−23 |
【営業時間】 | 15:00〜翌1:00 日曜日 8:00〜翌1:00 |
【定休日】 | 年中無休 |
【入浴料】 | 大人¥300 中人¥100 小人¥60 サウナ¥100 |
【設備】 | 深、浅、気泡風呂、エステバス、電気風呂、露天風呂、水風呂、サウナ |
【最寄り駅】 | 南海本線泉佐野駅から徒歩10分 |
南海の泉佐野駅、北側の駅前通りから「つばさ通り」商店街を西へずんずんずん。のんびりしたレトロチックな通りを行き、信号のある道が交差する通りの、ちょっと先。 民家の間から観覧車が見え、その横手に関空のビルが見える。そういう不思議なロケーションに囲まれて、モダン銭湯の「なごみ湯」さんが、どどーんと現れる。 旧笠松温泉がリニューアル、なごみ湯として再出発。ガラス張りの大きなモダン外観。「ゆ」の字が大きく、よく目立つ。暖簾をくぐると、下足場があり、そしてフロント、ロビーがある。そのゆったりとしたロビーにはソファが並べられており、大きな液晶テレビが置かれている。うれしいことに、生ビールのサーバーも。スナック程度のあても販売されていて、生をグビグビやりながら、一時を過ごすことができる。この私めもとりあえず、とっとと入浴してから楽しませていただきましょう。 さてさて、それではフロント横手から暖簾をくぐり脱衣所へと。すっきりと整えられていて、清潔感を感じる雰囲気。中央には長椅子、壁には飲料の自動販売機。左右の脱衣ロッカーは、一部縦長タイプのものがあり、荷物が多い方には便利かも。 そして浴室へ。外観同様、賑やかで明るい造り。浴槽設備も、あれこれ勢揃いで実に楽しい。 中央に、各種浴槽ワンユニットのように配置。円形をした主浴槽の深。その隣に浅。ブクブクの気泡湯と、ボタンを押すと強力ジェットが噴出するエステバスが2連。その隣には電気風呂。さらにその奥には、有料のサウナと露天風呂のスペースが。露天風呂スペースには、横長ゆったりとした浴槽と、水風呂の2つ。それぞれほのかに漂う「露天」ならではの情緒感がある。 そしてお湯は軟水。やわらかく、ちょっとぬるっとした感じが味わえる特徴のあるお湯。石鹸をつけすぎると、少し後悔するかも。いろいろ身体に効果あるようで、そういう楽しみもあり。 なにはともあれ、この娯楽系設備満載のモダン銭湯、この町屋と、りんくうタウンが同居する街に、さりげなく有るというのが、なんともうれしい。銭湯が生き延びていくための一つのモデルケースになってもらえれば、こんなうれしいことはないかいな、と。湯上り後の生ビールを飲みながら、満足感に酔いしれた私です。 ※以前の笠松温泉はこちら。 なごみ湯さんHP http://www.geocities.jp/kasamatu268/ |