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国道２２３号線沿い、天孫川に沿った温泉地、妙見温泉。温泉旅館が立ち並ぶ中、密かに？評判が高いとされるのが、秀水湯。妙見指圧治療院に併設されていて、日帰り入浴が可能。最初、ぼーっとしていたら通り過ぎてしまったが、引き返してよく見てみると、ちゃんと標識と表札がかかっていた。えのき公園の国道挟んで前。 敷地内へ入るが、普通の民家の建物が並んでいて、どこへ行ったらいいのかよくわからない。駐車場のような広い広場から階段を上へ上がってしまい、ひょっこり出てこられた男性に尋ねると、下の建物の奥だと言う。上から抜けていったらいいよと言っていただき、これまた民家の軒先を通り抜けて、下へと降りた。 そしてその先には・・・ありゃこりゃすごい、すごいですわ。スノコを挟んで両横に浴室らしき扉があり、まず左側を開けると、小さな浴槽に打たせ湯仕様でお湯がザザザー。その反対側を開けると、棚が設置された脱衣所と、洗い場付きの浴室と。とりあえず料金を払わないとと、治療院のほうへ行くが誰もいない。よく見ると、玄関のところに竹筒が提げられていて、２００円と書かれていた。というわけで、この竹筒に１００円玉２枚を入れる。 そして再び浴室へ。まずは左手の脱衣所と洗い場付きの浴室へ、赤茶色に変色した浴槽と床が超渋い。パイプからお湯がドボドボ、少々白濁しており、金属臭と鉄味がする。肌には泡が付き、ぬるぬるつるつる。いやこれは、まったくもって素晴らしい。もう１つの打たせ湯仕様の浴室、そちらには脱衣所が無いので、仕方なくそのまま裸で移動。人がいなくてよかった。こちらは、浴槽が２つ、やはりお湯ドボドボ、臭いも味も浴感もかなりのもの。いや、ほんとに素晴らしい。鹿児島に来て正解。大満足でした。 |