【住所】 | 東京都品川区小山3-9-1 |
【営業時間】 | 14:00〜24:00 日曜日 8:00〜24:00 |
【定休日】 | 毎週月曜日 |
【入浴料】 | 大人¥450 中人¥180 小人¥80 サウナ¥400 岩盤浴¥1,300 |
【泉質】 | ナトリウム-塩化物強塩温泉 重炭酸ソーダ泉 |
【効能】 | 神経痛、筋肉痛、疲労回復、切り傷、火傷、他 |
【設備】 | 深、超音波気泡風呂、水風呂、露天風呂、サウナ |
【最寄り駅】 | 東急目黒線武蔵小山駅から徒歩6分 |
東急目黒線の武蔵小山駅。東口を出ると駅前に大きな商店街。つい、ふらふらとそのアーケードに入ってしまったら、目的地がどっち方向なのかわからないようになってしまった。あかんて知らんところで寄り道したら、と後悔しながら辺りをうろうろ。さまよい歩くことしばし、しかしなんとか辿り着くことができました。 「和」の雰囲気を取り入れた、そのきれいな外観にほほーと感心。前を歩いていた女子中学生の集団が、ええっ、ここっ、ここが本当に450円!?1,000円くらいするんじゃないの!?と驚きの声をあげていた。なるほど、確かにそう。なんといっても天然温泉の都会のオアシス。外観も今風で、いわゆる銭湯とは思えないような。フロント式で広いロビー。岩盤浴まである。やはり、いわゆる銭湯からは規格外だ。 券売機で入浴券を購入、フロントへと渡す。男湯の暖簾をくぐると、これまたきれいな脱衣所。どうやらリニューアルしてから、それほど経ってないようで、どこもかしこも新品仕様。浴室もしかり。壁側カランと島カランという王道スタイルとともに、反対壁側の浴槽、そして奥から露天へと続く2層構造、只者ではない最新型銭湯仕様だ。 まずは間仕切壁側の浴槽。黒湯ですよ、黒湯。真っ黒黒助な真っ黒黒湯。かなり黒い。その隣に水風呂があるが、こちらも真っ黒黒助の黒湯(水)だ。そして奥に進んで、露天のコーナー。ここも2層になっていて、間に階段のある立体構造。まず手前には、これまた黒湯。下からブクブク、気泡湯だ。その前には椅子が2つ置かれている。そしてその上、こちらはなんと泉質が違う。ナトリウム-塩化物強塩泉。なんと、東京の都会の真ん中で食塩泉に出会うとは。黄褐色で塩味、当然ながらすべすべ感。その浴槽の横手にはリクライニングチェアが3つ。温もった身体をごろんと横たえることができる。 それにしても、東京の天然温泉と言えば黒湯というのが常識の中、なんと黒湯プラスナトリウム-塩化物という、一粒で2度おいしい的な銭湯だ。これが普通に街中に佇んでいるのだから素晴らしいとしかいいようがない。さっきの女子中学生集団ではないが、普通に銭湯として営業されているというのが潔い。地元の住民の方が、うらやましいなと心から思う。さすが入浴客も多く、活気があった。 |