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南海の堺駅西側を南へ。一条通〜七条通と、なんだか京都のような町名が並ぶ界隈、その二条通りにある銭湯。その名も「桃太郎温泉」！その由来は知らないが、なんともインパクトのある屋号。日本人なら誰もが知っている、桃から生まれた桃太郎。イヌサルキジをお供につれて、それではいざ、と暖簾をくぐる。 暖簾をくぐったその正面に、おおっ、なんと桃太郎さんの絵！さすが「桃太郎温泉」、その見事な雄姿にしばし見とれます。その下側には、御影石に彫られた屋号。立派、立派。 そして番台、脱衣所。横に広く、すっきりとしたスペース。長椅子やアナログ体重計、ぶら下り健康器、ロッカー兼ベビーベット、マッサージ機などが並ぶ。そして脱衣ロッカーの上側に、元阪神の井川投手の絵！先ほどの桃太郎さんにもびっくりしたが、これにもびっくり。またまたしばし、見とれます。 さてさて浴室。こちらはシンプルに中央〜奥側にかけて浴槽が。手前が深、奥が浅。浅内、超音波気泡風呂ジェットが２連と、ブクブク気泡。その左右、なんとそれぞれ薬風呂が。違う種類の入浴剤が使われているダブル薬風呂。これはちょっと珍しい。そして、脱衣所側にはサウナが設置されている。 そして見どころもう1つ、浴室奥にタイル絵。雪山デザインの縦８枚×横１４枚。これはさすがに桃太郎さんではなかったが、見応え十分な銭湯アート。下足場、脱衣所、浴室と、それぞれ違ったアートが楽しめるという、視覚効果のおまけ付き。楽しいですね！ |