【住所】 | 滋賀県大津市御幸町3−8 |
【営業時間】 | 16:00〜21:00 |
【定休日】 | 毎週水曜日 |
【入浴料】 | 大人¥400 中人¥140 小人¥80 |
【設備】 | 深×2、浅 |
【最寄り駅】 | 京阪京津線上栄町駅から徒歩2分 |
京阪の上栄駅から東へ、旧東海道の国道161号線の渡った辻へ入りすぐのところ。こじんまりとさりげなくひかえめに、なにげないふりをしながら佇む銭湯。しかし正面に立てば、その静かな存在感を感じることができる。2枚かかった暖簾の上にはむくり風屋根、そのちょうど真ん中に「ゆ」の看板。暖簾は大きく低い位置にかかり、玄関の扉を3分の2ほど覆っている。 中へ入るとタタキがあり、後ろ側に下足箱、横には番台、目の前には脱衣場という、京都で時々見かけた一体型タイプ。番台対面の間仕切壁上には宝船の額入りが飾られていて、その横側には欄干があり透かし彫りが。 間仕切壁側にはベンチやイス型マッサージ機。ベンチの前にはテーブルとイスが2つ。隅には大きなアナログ体重計。脱衣ロッカーは京都風に籠が入る奥行きがあり、紺色のプラ籠が積まれている。そしてなぜか脱衣ロッカーの上に、1つだけ柳行李が置かれていた。それと浴室入り口前、内庭のようなスペースに、どどーんと濾過器が置かれていて、なかなか圧巻。 さてそれでは浴室へ。シンプルで整えられた浴室で、僕の入った時間が早かったのか、中央に近いところに風呂桶や洗い場用イスが並べられていた。浴槽は深と浅の主浴槽がそれぞれと、深がもう1つ。深と浅には、それぞれ超音波ジェットが1つづつ。もう1つの深は、以前は違う趣向の浴槽だったのでは?と思う。 そして出ました銭湯アート、浴室奥の壁には、大きな富士山のモザイクタイル絵。富士山バックに湖に浮かぶ船と手前の松の木。いいですねぇ、見とれてしまいます。滋賀県大津市、琵琶湖を擁した湖畔の町で、富士山とその湖を眺めながら湯舟に浸かるのも乙なもの。幸せ気分にひたれます。 |