美吉湯
 
【住所】 東京都葛飾区東堀切2−22−13
【営業時間】 15:30〜22:30 
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 浅、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 京成京成線お茶花屋駅から徒歩約7分 
 


 京成のお茶花屋駅から北側、商店街を北へ200〜300メートル先の広めの通りを西、さらに200メートルほど行った先の通りを北へと上がる。住宅地の民家の間から煙突がニョッキっ。民家的佇まいの銭湯、元々横壁?のようなところに入口、正面ではなくて横手に暖簾がかかるちょっと変わった構造。入ると下足場だが、下足場横手にテーブルや椅子が置かれたロビーのような造り、その奥にはフロント。いわばロビーと下足場一体構造という、ますますちょっと変わった造りだ。フロントで料金を払うと、ロッカーの鍵をどうぞ、とロッカーキーを受け取る。なるほど、防犯対策か。

 脱衣所へと入る。天井からは天井型扇風機がぶら下がり、グルグルと周って風を送っている。いやいやこれは、なかなかなかなか。けっこうな風量でたいへん心地よい。現役で稼働していることに座布団3枚。床はフローリング、テーブルとソファが置かれている。外壁側に脱衣ロッカー。脱衣ロッカーの受け上にはシーサーの置物、そして着いてはいないがテレビ。その横手、浴室入口側には棚が置かれ、少年ジャンプやマガジンなどマンガ雑誌。浴室入口前には洗面台、東京には珍しく?洗面が2つだ。

 それでは浴室へ。浴室手前側に洗い場のカラン、奥壁側に一直線に浴槽。黄金の東京スタイルだ。天井は高く2段式、水色に塗られたまさしく東京スタイル。手前の洗い場カラン数は、間仕切壁側に4つ、島カラン両側5つ、外壁側5つという構成。外壁側は本当は6つなのだが、1つは鏡のみでカランもシャワーも無し。奥壁側の一直線浴槽、深と浅のシンプル構成。深は超音波気泡ジェットが2連、浅は横長だ。浅の壁側には岩が配された箇所があり、そこからお湯が注がれている。

 さてそれではお楽しみ、銭湯アートの出番です。浴室奥の壁、大きな大きな富士山のペンキ絵。そしてその下側にはアルプス湖洋館というモザイクタイル絵。さらに間仕切壁には、白タイルにカモメにヨット、カラフルミニタイルがアクセントというすっきり清潔的な演出。なんとまぁ、贅沢×3の展開。これはみなさん、見どころですぞ。

 と、ヴィジュアル満載、シンプルな浴槽、そしてちょっと変わった見どころあれこれと、特記すべきところあれこれ楽しい銭湯。特にアルプス山々モザイクタイル絵の上に富士山ペンキ絵というダブル山という構成が面白い。本物の富士山が見たくなります。

 

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