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JRの四条畷駅から北西。１戸立てやマンションなどが立ち並ぶ住宅地の一角に、すどーんと構えた存在感のある外観。堂々としたロゴの屋号で、「美喜の湯」。 暖簾をくぐり、脱衣場に入ると・・・中は、阪神タイガースのポスターやパネル、カレンダーなどがいっぱい。番台の上には、「六甲おろし」の歌詞が書かれたミニ暖簾。思わず、うれしそうに熱唱する中村鋭一氏の顔が頭に浮かんだ。ありゃりゃ、とんでもなく大阪な銭湯だぁ。 タイガース関係以外にも、あれこれ賑やかな脱衣場。男女間仕切壁の上には、まねきねこ。飾られた葡萄のオブジェ。きちんと棚に並べられた、少年ジャンプに少年サンデーに少年マガジン。 さて浴室へ。まず目に入るのが、正面の大きなモザイクタイル絵。島、お堂、帆掛け舟。このモザイクタイル絵をバックに各浴槽が並ぶ。 少し変則的な形で、縦長に広い深と浅の主浴槽。その隣、奥の壁側に、ドリームバスの寝風呂気泡湯２連、超音波ジェットの座り風呂が２連。 そして、深と浅の浴槽底にはそれぞれステンレスの箱のようなものが沈められている。脱衣場の壁に張られたポスターには、「トルマリン原石」と。おそらくこの箱の中身がそうなのでしょう。お湯にもこだわりあり、頼もしい限り。 |