宮の湯

【住所】 京都府京都市左京区一乗寺大新開町8
【営業時間】 16:00〜23:30 
定休日】 毎週水曜日  第2木曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、水風呂
【最寄り駅】 叡山電鉄一乗寺駅から徒歩5分



 叡山電鉄の一乗寺駅から駅前の通りを西。300mほど行ったところの信号を左、東大路通を進んで、疎水の角を東へ入ってすぐのところ。普通の民家の佇まい、建物の横には、燃料用の木材が積まれている。横長外観の左右両脇に男女それぞれの暖簾。くぐると、中の下足場が、完全に男女区切られていた。下足ロッカーもあるが、みなさん、引き戸横の木棚に靴を入れられていて、まあ大丈夫だろうと、僕もそちらに靴を並べた。

 引き戸を開けて、番台、脱衣所。こじんまりとした脱衣所、入り口が斜めになっているからか、少々複雑?な形をしているように見受けられる。天井は低め。間仕切壁上に福助人形がちょこんと鎮座。脱衣ロッカーは、下の部分が棚になっていて、上には近所らしき工務店の広告。冷蔵庫やベンチ、マッサージ機、大きなアナログ体重計、ぶら下がり健康器などが目にはいる。壁には、へら鮒の魚拓や富士山のカレンダーなどが貼られている。

 そして浴室。こちらもこじんまりとした仕様で、落ち着いた雰囲気。浴槽は間仕切壁側に深と浅、そして浴室入り口横手に水風呂というシンプルな構成。浅内には超音波ジェットが3連付き。そのうち1つはジェットが2本出ている。水風呂は、リスの持った壺から冷水が落下。間仕切壁と反対壁側にはカランがずらり、間には島カラン。天井は丸く傾斜のついた半ドーム状、間仕切壁上には天井の面積に比べると大きく感じられる湯気抜きが。 

 シンプル・イズ・ベスト、こじんまりとした空間にどっぷり浸りながら入浴ができる。さて帰ろうかと外へ出ると、疎水の雰囲気がこれまたいい感じだ。賑やかな東大路通には、ラーメン屋がずらりと軒を並べている。これが噂の一乗寺のラーメン街ですか。湯上り前か湯上り後か、ラーメン込みというのも楽しいかも。僕も腹減ってきたので、それではちょっくらごめん。

 

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