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東急大井町線の下神明駅から北側、高架をくぐってずんずん北へ。通りに面してビル型の大きな銭湯が現れる。階段とその横にスローブ。入口前に大きな狸の置物、屋号の書かれたエプロン（というかよだれかけ？）を付けている。その前には「明日は休ませて頂くでポンぽコリン」との板。なんとも微笑ましい。 大きな暖簾をくぐると、エレベーターと階段。それぞれで２階へ上がる。そこにはフロントがあり、前面にロビー。長椅子、マッサージ機、マンガ本、飲料類の冷蔵庫には缶ビールもあり。下足箱の鍵と脱衣ロッカーの鍵とをフロントにて交換。そして浴室は、１階と３階で、男女週替わりのよう。今回は男湯は３階、僕はそちらへとことこと。 脱衣所、きれいに整えられているが、面積的にはこじんまり。ビル型銭湯ということもあり、天井は低め。脱衣所入口横手から横壁にかけてＬ字型に脱衣ロッカー。先ほどフロントで受け取った鍵番号の脱衣ロッカーを使用。その前には木のベンチが２つ、反対壁側にも１つ。マッサージ機もあり。 さて浴室へと。これがなかなか凝ったレイアウトの、今風最新型銭湯仕様。壁側の洗い場カランの他に、中央に四角形の４面カランが２つ並び、これが浴室のアクセントになっている。壁側カランは、６つと２つ間をあけて。その反対側にも２つ、こちらは手付きホース付き。天井はやはり低め。浴室入口横手に立ちシャワーが２つあり。 そして各種浴槽。まず浴室入口側にサウナ。こちらの料金は１００円とたいそうリーズナブルだ。そしてその前面壁側から奥に向かってＬ字型に浴槽。手前から水風呂、ブクブク気泡付き。そして縦長の浅、ブクブク気泡湯と、その奥にはペタンと座り込むタイプの超音波気泡ジェットが２連。その隣の奥壁側に傾斜のついた超音波気泡ジェット３連の寝風呂。そしてここ一番のウリもの、露天風呂。岩風呂造りの本格派、外気がとても心地良い。そしてお湯はなんと天然温泉。黒湯？なのかな、黄褐色の湯で、つるっとした浴感。湯上り後は、ぽっかぽか。 とにかく大きな銭湯で、きれいで快適、申し分なし。おまけに天然温泉だし。家の近くにあれば、休みごとに行くでしょう。天晴れ。 |