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京阪の古川橋駅から北。商店などが並ぶ賑やかな通りを北へと進む。何気に前を通った際、建物がすっかりリニューアルされており、びっくり。これは入るっきゃないでしょう、ということで再訪となりました。 そのなんともアーティスティックな外観。暖簾が掛かっていなければ銭湯とは思わない。縦書きロゴの屋号がお洒落。暖簾をくぐると、正面に扉が１枚。これまた意表を付いたデザインで、この扉を開けると、正面にフロントがあり、ロビーがあるという構成。 このロビーがまた素晴らしい。木の質感を生かした造りで、フローリングの床の部分と、なんと畳の部屋の２段構え。素朴な木のベンチや木のテーブルがいい感じ。そしてなによりも屋内禁煙で、喫煙フロアとして、内庭部分を別フロアとして用意。いやいや、これはすごい。この構成力、まったくもって素晴らしい。 さてそれでは、フロント横の暖簾をくぐって脱衣所へ。こちらはオーソドックスな造りだが、きれいに整えられている。間仕切壁の上に、液晶テレビが、男女それぞれが見える位置に掛けられている。 そして浴室。中央に深と浅の主浴槽。浴室奥には、薬風呂と、その薬風呂を挟むように両側に超音波気泡風呂ジェット２連の椅子風呂と寝風呂がそれぞれ２連づつ。どちらもかなり強力なジェットで、かなりのもの。そして寝風呂の前に電気風呂、さらに浴室入り口横にサウナと水風呂。サウナは、サウナ料金３０円と貸しバスタオル５０円という、改装前と変わらぬ破格の価格。 そして見どころ銭湯アート。こちらも改装前と変わらず健在。浴室奥の壁に、縦１４枚×横２８枚のタイル絵。アルプスらしき山々と、手前の湖。なかなか迫力のある一品。やはり、これはいつまでも残さないといけないでしょうと、感心することしきり。これぞまさにお風呂やさん。 |