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南海の北野田駅から西へひたすら一直線。３１０号線と交差する福田の交差点を過ぎて１本南側筋へ入った細い通り。すぐ近くにライフがあって、その裏側通りに、銭湯が１軒。赤茶の壁に「三松温泉」の屋号。間口に対して、暖簾が大きく感じられる。前面には数台、車を止めることができるスペースがあり。 暖簾をくぐり、こじんまりとした下足場から手造りの「男」「女」の表札に従い扉を開ける。番台を通り脱衣所へ。男女間仕切壁上に、装飾付きの鉢植えがいくつか華を添えている。天井を見上げると、小さめの３枚羽の天井型扇風機。脱衣所横側が引っ込むような形でスペースがあり、マッサージ機などが置かれている。脱衣所中央にはテーブルを挟んで白い長椅子が２つ。浴室入り口手前には、大きな赤色アナログ体重計。 浴室は、手前側と奥側の２層構造のようになった造り。手前側、入ったところに円形の水鉢。そして主浴槽の深と浅、浅内に超音波気泡風呂ジェット３連と、ブクブクの気泡湯。そして隣接するように電気風呂。その後ろ側に低い壁があって、こちらにも鉢植えがいくつか。 その低い壁の向こう奥側、スチームサウナ、水風呂、超音波気泡風呂ジェット３連の座り風呂とが並ぶ。こちらの方が手前側より、ちょっと当たらしめ？のよう。こちらにもカランの付いた洗い場が別にあり、ホース付きのシャワーもある。 そして浴室のところどころに鮮やかなタイルが使われていて、独特の雰囲気も。定番もの浴槽も一通り、充実した造り。また、手前側と奥側の微妙な差もなかなか面白い。 |