みどり湯
 
【住所】 京都府京都市山科区北花山中道町32−5
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 京都地下鉄東西線御陵駅から徒歩18分



 さて、京都市内の銭湯巡りもいよいよ佳境、まだ踏み込んだことがないのは山科区のみとなった。うちからだと、ちょっと行きづらいイメージがあって最後になったのだが、京阪、地下鉄の東西線を乗り継げば、そうでもないということがわかる。廃業をされたところが多く、数軒が残るのみのようだが、とにかく元気出していきましょう。

 東西線の御陵駅から三条通を少し東に行った御陵交差点を南へ入る。北向き一方通行になっているので、車だと入られない。そののんびりとした素朴な通りを延々と突き当たりまで行き、やや広めの道を西、2つ目信号を越えた先の辻を南へ入る。小さな商店などが並ぶ通りに、前面駐車場で通りに対して横向きに建っているという少々変わった外観の銭湯が。その名のとおり緑色で書かれた屋号の看板が掲げられた奥に入っていくと、暖簾が掛けられた入り口がある。

 奥には階段があるが封鎖されている。その前には、無造作?な感じで傘立て。暖簾をくぐると、横長に下足場が広い。左右それぞれ、両側に下足箱が向かい合って並ぶ。木製の使い込まれた一品だ。引き戸を開けると番台、そして脱衣所。

 番台と脱衣所側の間にはつい立がされ目隠しとなっている。つい立に沿って、冷蔵庫と、積まれた脱衣用プラ籠。番台対面には黒招き猫が鎮座している。間仕切壁側に、マッサージ器と、カゴに並べられたサウナ用マット。番台横手には、ソファと長ソファ、またしてもマッサージ器が並べられたくつろぎスペース。その向い側に、小さめのガラステーブルを囲んで椅子がいくつか。

 そして浴室へと。脱衣所と浴室の間に洗面があって、体を拭くようなちょっとしたスペースが。どうやらサウナが脱衣所側に張り出しているので、その横の部分をこういったスペースにしているようだ。ちょっと珍しい造りだ。

 浴室は、こじんまりとした雰囲気で、天井が低くめで、中央の湯気抜きが大きい。蛍光灯が3つ並んでぶら下がっているのも、あまり見かけない構造。各種浴槽、間仕切壁側に深、奥の壁側に超音波気泡風呂ジェット3連、浅、電気風呂と並ぶ。深には、鯉に乗った裸婦の給湯口。洗い場のカランは、間仕切壁側に3つ、反対壁側に8つ、その間には島カラン。脱衣所側に張り出す形でサウナ、その横手に縦長の水風呂がある。
 
 少々変わった造りの見所がいくつか、こじんまりとした雰囲気も小気味のいい銭湯。好きな人は、はまってしまうのではないかというような。もちろん私もはまりました。

 

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