【住所】 | 京都府京都市中京区麩屋町通蛸薬師上る坂井町473 |
【営業時間】 | 15:30〜23:00 |
【定休日】 | 毎週火曜日 |
【入浴料】 | 大人¥410 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深、超音波気泡風呂、薬気泡湯 |
【最寄り駅】 | 阪急京都線河原町駅から徒歩6分 |
阪急の河原町から北西。京都の台所とその名も高い錦市場から麩屋町通の筋を北へ少々。こじんまりと、何気なく佇む銭湯。何といっても、京都有数の雑踏地域からすぐのところ。こういうところに、さりげなく「ゆ」の看板と暖簾、というのが銭湯好きの心を揺さぶってなりません。 さて暖簾をくぐり扉を開けると、いきなり目の前に番台と脱衣所という一体型構造。男湯の場合、左手に下足箱、右手に番台。下足箱の上には、常連用のお風呂セット置き場の棚。番台対面、仕切り壁の上には白い招き猫が鎮座され、その奥には大きな柱時計が飾られる。脱衣ロッカーの中には籐籠。屋号の入ったものが、その脱衣ロッカーの上に並ぶ。脱衣所内には、丸椅子、デジタル体重計、マッサージ器など定番もの。そして流れる音楽は、なんとクラッシクだ。 そして浴室へ。間仕切壁側に、いくつか各種浴槽が並ぶ。手前から、まず深。円形の浴槽で、ぶくっぶくっと気泡湯付き。その隣に浅の超音波気泡風呂ジェット2連。その奥にぶくぶく気泡湯付きの薬風呂。そして浴室手前すぐのところに水風呂、ライオンの口から水がざざーっと流れている。そして浴室奥の洗い場には、手付きホースがずらりと並ぶ。 この時間が止まったがごとき空間で、一時ゆったりと過ごした後、外へ出るとそこはいつもの賑やかな通り。さっきまでの静けさはなんだったんだろう?と不思議に思わずにはおられないシチュエーション。外にはたくさんの人、しかし建物はさんで中では風呂入ってたんですもんね。つくづく面白い空間です、銭湯って。 |