松島館
      
【住所】 神奈川県横浜市西区戸部町4-166
【営業時間】 15:00〜22:00  
【定休日】 毎月7、17、27日
【入浴料】 大人¥470  中人¥200  小人¥100
【設備】 深、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 京浜急行線戸部駅から徒歩約8分
    

 
 京浜急行線の戸部駅から国道1号線を東へ300メートルほど、戸部通りとの交差点を南へ400メートルほど。通りの西側に、「公衆浴場 松島館」の縦看板。その指し示すところには駐車場、その奥には、おおっ、なんともレトロな銭湯が。三角屋根に左右に塀、木の扉に左右にタイル模様。暖簾は青地に屋号のオリジナル。その奥は、こじんまりとした下足場、正面と左右に下足箱。そして引き戸を開けて中へ。

 番台、そして脱衣所。レトーロトーロトーロ、トロトロトロ、昭和の時代に一気に遡ることができるタイムスリップ空間だ。天井は、なんて言うんですか、板張りです。床はフローリング、というか板張り。外壁、側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー。間仕切り壁には大きな鏡、その前面に長椅子、テーブル、マッサージ機、アナログ体重計。浴室入口前に洗面台、この洗面台の位置がめちゃ低い!これ、失礼ながら、思わず笑ってしまうくらい。たぶん銭湯中、最も低い位置の洗面台かも。飲料類の冷蔵庫あり、缶ビールもあり。健康器具などもさりげなく置かれている。

 さて、それでは浴室へと入る。こちらは、床のタイル等、きれいに改装された空間。そして、よよよっ、出ました奥壁に富士山だ。「24.2.7 西伊豆」と書かれている。お見事立派な銭湯アート。天井を見上げると、2段式で白色、縁が青緑色に塗られている。洗い場のカランは、間仕切り壁側7つ、外壁側4つ、間の島カラン1列両側5つづつのカラン数。外壁側と島カランにはシャワーは無し。外壁側には洗い場の横手にちょっと引っ込んだスペース、そこには立ちシャワーが1つ。

 そして奥壁側に浴槽が一直線に配置。深と浅のシンプルな構図。浅は横長で、超音波気泡ジェット2連ペタンを座り込むタイプ付き。そしてこのお湯、湯温、ぐおおおぉぉぉ、あづいいぃぃぃ・・・。開店間もないときに訪れたからか、激熱。東京に来てから、けっこう熱湯には慣れてきたつもりだったが、これはあきませんわ。がんばって浸かって上がってみると、体に赤い線がはっきりと。いやあ、修行ですね、まだまだあきません。やはりまだまだ、あまちゃんです。

 さりげなく何気なく、ひょんなところにレトロ銭湯。しかも激熱の修行系。お見事立派な富士山も合わせて、これぞ東京銭湯じゃないけれど、関東銭湯の王道かと。しかし落ち着いた雰囲気はすごくよく、レトロ系銭湯の大好きな方にはお勧めです。 
 

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