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東京メトロの江戸川橋駅から南側、江戸川橋通りを南へ下り、山吹町交差点を西へ、１００メートルちょっと行った先の辻を南へ入った正面。ビル型銭湯で大きな外観、建物正面上の方には「ザ・銭湯」との大きな文字、正面玄関横手上にはこちらもまた大きな屋号。こじんまりと整えらえた下足場、そこから中へ入るとフロントがあり、男湯と女湯の入口の間に椅子が並べられた休憩スペース。下足箱のロッカーキーと引き換えに脱衣ロッカーのキーを受け取る。 脱衣所へ。先ほど受け取ったロッカーキーと同じ番号の脱衣ロッカーへ。脱衣ロッカーは３か所に、それぞれ下側が常連用ロッカーになっている。外壁側の脱衣ロッカーの横手には、脱衣棚があり中に脱衣籠が置かれていた。脱衣所中央には腰掛け台。浴室入口前にはアナログ体重計。天井はビル型銭湯にしては高く、格子状の模様になっている。 浴室へ。おっとこれはびっくり・・・なかなか東京では珍しい造りじゃないですか。中央から奥にかけてどーんと浴槽、浴室全体の面積の大部分を浴槽がしめている。その分、洗い場のカランは少なめで、間仕切壁側７つ、外壁側８つ、その向かい側の浴槽反対側に４つというカラン構成。その浴槽、まず手前から、漢方の薬風呂と隣に水風呂、その奥側の細長い浴槽は両端にエステジェットバス、その奥には浅、奥壁側には、肩たたきのようなショルダーバスが２連、立ちジェットのマッサージバス、ブクブクというよりゴボゴボという感じの気泡風呂。さらに外壁の向こう側、露天風呂。そして浴室入口横手には有料のサウナもある。 それとこれもびっくり・・・なのが奥壁に大きなモザイクタイル絵。３人の裸婦が立っているという、なんちゅう構図や・・・その手にはなんか球のようなものを持っているのだが、よく確認せず。とにかくこの絵柄を見るのは初めて、なんと言っていいのやらといような一品。 とにかく、あれやこれや初めてもんが連続するという変わり種銭湯。いやいや、各種浴槽の多さはなかなかのものだ。これぞ娯楽系銭湯というべきか。見どころ入りどころ、本当に多し。恐るべし、松の湯。 |