松の湯
 
【住所】 東京都新宿区上落合3−9−10
【営業時間】 15:30〜24:30 
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 深、打たせ湯、浅、超音波気泡風呂、薬風呂、水風呂
【最寄り駅】 東京メトロ東西線落合駅から徒歩約2分
 


 東京メトロの東西線落合駅から山手通りの1本西の筋を北へ上がり少し。。なだらかな下りの坂道、どどーんと大きな建物。3階建て?なのか、少々複雑な造りで、向かって左側に入口、横手はコインランドリーと中華料理屋が入っている。入口は階段を少し上がり、その奥に。横壁の銅版屋号が渋い。正面には木板の屋号だ。

 ガラス戸は自動ドア。入ると下足場があり、その正面には縦長のスペース。その右手にすぐフロントがあり、ロビーというスペースは取られていない。フロントの右側男湯、左側女湯だが、その女湯の入口手前に富士山の描かれた絵画額入りが飾られている。

 そのフロント横から脱衣所へ。天井は低め、ぐるんぐるんと天井型扇風機が回っており、けっこう涼しい(今は初夏)。床のフローリングは、よく磨かれており気持ちいい。外壁側に脱衣ロッカー、木目調のきれいな縦長仕様。入口に対して横向きに島ロッカーがあり、こちらも木目調だが箱型タイプだ。浴室入口前にはコイン洗濯機が2つ、大きなアナログ体重計。

 そして浴室入口入ってすぐのところには、和凧が飾られており、上杉謙信公だ。その前には、今の建物に建替える前のかつての造り仕様されていた屋根瓦が飾られている。銭湯に歴史あり、か。かつては堂々たる和風建築の建屋だったのだろう、と想像が膨らむ。

 それでは浴室へと。奥に向かってスペースが広がっている。中央から手前側には洗い場のカラン、その奥には階段があり立体的に各種浴槽があれやこれやと。こちらも天井は低め。洗い場のカラン、間仕切り壁側と島カラン両側に5つづつ、外壁側には仕切り付きが3つ。入口横手の外壁側には立ちシャワーが3つだが、そのうち手前はシャワーがはずされていて使用ができない。

 浴槽は賑やかで楽しい造り。手前側に横長の漢方薬湯、その後ろ側に浅で超音波気泡ジェット2連の座り風呂、さらにその後ろに深とその隣に打たせ湯。その最後ろの深から流れ風呂仕様になっているが、浅との落差がそこそこあり、ちょいとした滝のような落ちよう。

 漢方湯とところには、漢方の説明書き、浅のところにはトルマリン風呂との説明書き。打たせ湯のところには「唄背湯」との但書き、そういえばイージーリスニングのBGMが流れているのだが、この表現は面白いな。そしてその最後ろの反対側には水風呂。その前側には元サウナだったろう別室スペースがあるが扉は開いており、「塩の部屋」との但書き。確かに大きな岩塩のようなものが2つ置かれている。うーむ、これはなかなか不思議な部屋だ。

 とまあ、あれやこれや、いろいろと特徴のある不思議で面白い銭湯だ。有りすぎて全部書けないほど(というか覚えきれなかった)、特記事項多し。ごめん、これまでですわ、後はみなさんご自身で確かめてちょーだい、というような。それではこれで。

 

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