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東急の中延駅の改札を出て、すぐ東西に延びる商店街の通り。その通りを東へ、国道１号線第二京浜を越えて少々。そういえば、この国道１号線沿いに西へ向かえば、大阪に帰ることができるんやよなぁ・・・と、どうにもならんことが頭をよぎる。んなことはともかく、その通りの北側に、どどどどどーんんんと、大きな大きな外観の銭湯が出現。千鳥破風の立派な屋根に唐破風？と思わしきがその下側、しかし前面が改装されており、隠れているのがちと残念。 向かって右側に入口、入ると下足場。その下足場の右手を見ると、おおおおおーっ、なんと素敵な和風の庭が奥に向かって広がっているではないか。これはすごいなぁ、ほんとに。そして左手から中へ、フロントがあり、その前面にロビーだ。ロビーにはゆったりとしたソファが置かれたくつろぎ空間。飲料類の冷蔵庫には、缶ビールも冷えている。 フロント横から脱衣所へ。きれいに整えられた脱衣所だ。天井を見上げると、雲模様の青空仕様。そこから豪華５枚羽根の洒落たランプ風照明付きの天井型扇風機がぶら下がる。床はきれいなフローリング。足元感触、気持ちいい。脱衣所入口側と入口横壁側に脱衣ロッカー、間仕切り壁側に常連用ロッカー。中央に長椅子、新型マッサージ機が２台、浴室入口前には大きなアナログ体重計。さらに入口横壁側の脱衣ロッカーの横手には、テーブルとイスが置かれたくつろぎスペース。 それでは浴室へ。おおおおおーっと、またしても、おおおおおーっ。浴室奥壁に、これまた立派な富士の山。富士山のペンキ絵だ。隅には、2013.12.11ナカジマの署名入り。なんと、ついこないだ描かれたところではないか。それだけあって、とにかくきれい。さすが東京名物、銭湯アートだ。 天井は２段式、白く塗られており、柱部分は木製っぽい色。洗い場のカラン、間仕切り壁側に４つ、島カラン２列の１列目両側５つ、２列目片側のみ５つ。浴槽は奥壁にずらっと。間仕切り壁側から薬風呂、その隣に超音波ジェットの寝風呂が１つ、その隣は電気風呂、さらに隣は浅に太い超音波ジェット１本のスクリューバス、全身ジェットのボディマッサージ。そして有料のサウナ。さらにこれがウリモノ、露天風呂。炭酸泉露天風呂との名称で、檜造りの気泡風呂。これは最高、気持ち良いことこのうえない。 後でオフィシャルなＨＰがあることに気づきチェックしたのだが、どうやら浴室は男女週替わりの交代制のようだ。今回僕の入ったのは露天風呂が檜風呂だったのだが、これが岩風呂らしい。そしてさらに、天然温泉だそう。ごめん、全然意識していなかったので、思いもしませんでした。特に東京の温泉銭湯というと黒湯のイメージが強く、先入観が邪魔をしたのかも。とにかく、カランのお湯も含めて、オール天然温泉とのことです。何入ってもいっしょかわたしゃ、とほほほほほ・・・。 |