松の湯
 
【住所】 東京都北区田端4−3−9
【営業時間】 14:30〜24:30 
定休日】 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 深気泡風呂、超音波気泡風呂、浅気泡風呂、岩盤泉
【最寄り駅】 JR山手線駒込駅から徒歩約5分 
 


 JR山手線の駒込駅の南側。東口を出て、駒込東銀座通りを南、100メートルちょっと先を東の通り、田端銀座へ。その100メートルほど行った通りの南側の建物、これが銭湯の建物だ。ビル型外観、隣は一般の店舗で、建物上に掲げられた看板に目をやらないと、何気に素通りしてしまいそう。向かって右側に入口、「繁栄ビル」というビル名の下側に屋号が掲げられている。

 暖簾は架かっておらず、入るとすぐの階段から2階へと上がる。その上には下足場、そして自動ドアから中へと。向かって右手にフロント、その前面にはロビー。奥にソファが並べられたくつろぎスペース。飲料類の冷蔵庫あり、缶ビールもありますぞ。湯上り後のお楽しみ、わくわくしながら脱衣所へと。

 ビル型銭湯ではあるが、天井は中位の高さ。床は筵が敷かれている。脱衣所入口横手から外壁側にかけてL字型に脱衣ロッカー。その反対側の入口横手にも脱衣ロッカー。中央にはどっしりとした格子状の木のベンチ。間仕切り壁側には鏡、その前に最新式のマッサージ機が。脱衣所入口側、こちらにはなんとコイン洗濯機4台と、間に洗面台を挟んで、コイン洗濯機がもう1台。うーむ、計5台のコイン洗濯機が脱衣所に並んでいる銭湯は、たぶんここが最多?じゃないでしょうか。

 それでは浴室へと入る。こちらも天上の高さは中位、なだらかな屋根型傾斜付き。そして目に入るのが、銭湯アートの数々。まず正面奥壁、その中央に西洋のお城が描かれたタイル絵が。その両側にはミニな富士山のペンキ絵壁紙がそれぞれ。間仕切り壁側には、和と洋の2つのペンキ絵、どちらも川に架かる橋なのだが、片方は3重橋の和、片方はブリッジタイプの洋という2種類だ。

 洗い場のカランは間仕切り壁側に9つ、外壁側に3つ、間の島カラン2列、1列目は両側6つづつ、2列目は片側3つでもう片側は無しというカラン数。そして各種浴槽、奥壁側から外壁側にかけてL字型の配置。間仕切り壁側に近い方から、まずはブクブク気泡湯付きの深。壁には「高温風呂」との表記があるが、当日はそれほど高温とは感じられなかった。その隣には超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂、頭の位置にはステンレスの水枕。その隣、横長広めの浅、外壁側にブクブク気泡湯付き。そこから外壁手前側に岩盤泉として、岩盤2つぼ浴槽。壁には「薬風呂」との表記があるが、当日は薬風呂では無かった。

 商店街の中にさりげなく入口を構えた銭湯、その入口を入ると中は極楽パラダイスだ。浴槽の種類もあれこれ、いろいろと楽しめる銭湯だ。街角の、ちょっとしたオアシス。

 

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