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京王の千鳥烏山駅の南側、商店街の通りを真っ直ぐ南下、ひとつ目の信号を西へ少し、すぐの筋を南へ５０メートルほど、通りの西側。まずはけっこう高い位置に縦の看板が目に入る。２階建て民家、屋根瓦の庇が特徴的。正面、向かって右側に玄関口、短い暖簾が架かる。その横手に看板、「軟水浴泉つるつるの湯」「水の宝石軟水風呂」。どうやら軟水がウリのようだ。 暖簾をくぐると下足場、右手に傘立てがずらーっと。そこに大きな犬のぬいぐるみ。左手に自動ドア、入るとフロント式、ロビーある今様仕様。窓側にロビー、奥壁側からＬ字型にソファが置かれたくつろぎのスペース。飲料類の冷蔵庫有、缶ビールもありまするぞ。そしてここにも大きな犬のぬいぐるみ。この銭湯のマスコットかな。奥壁には、大きな富士山の写真壁紙が貼られている。 フロント横から脱衣所へ。天井はやや中位の高さ、フラットできれいな白い壁紙。床もきれいで気持ちの良いフローリング。脱衣所入口すぐに並行して脱衣ロッカーが２段、間仕切り壁側にも脱衣ロッカー。中央にどどーんと長椅子が背中合わせに２つ、外壁側にも長椅子が１つ。間仕切り壁側には脱衣ロッカー上に大きな鏡。その上側にはテレビ。マッサージ機、アナログ体重計。 それでは浴室へと入る。天井は高く２段式、白色に塗られ縁は水色だ。壁はきれいな白いタイル。奥壁側に、どどーんと富士山。「2015.6.12河口湖」と書かれたペンキ絵だ。お見事、つい見とれてしまう銭湯アート。その下側、かつて帝都だった頃の東京や富嶽三十八景などのミニタイルイラストが３つ。 洗い場のカラン、間仕切り壁側５つ、外壁側７つ、間の島カラン両側６つづつのカラン数。浴槽は奥壁側。超音波気泡風呂ジェット２連の寝風呂、頭の位置にはステンレスの水枕。その隣には横長の浅、ブクブクの気泡湯付き。その両方の浴槽とも、薬風呂だ。 そしてウリモノ、軟水だ。浴槽、シャワーとも、つるつるぬるぬるの、ナニモノでもない、これぞまさに軟水だ。久しぶりに軟水のお湯に出会ったが、これはなかなか強力。ほんと、つるつるぬるぬる。肌がしっとり、湯上り後はぽっかぽか。こりゃほんとにいいですよ、これだけでもお薦めできる。行くべし。 |