丸八湯
 
【住所】 東京都江東区北砂6-7-3
【営業時間】 15:00〜23:00 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 薬風呂、気泡風呂、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 都営新宿線大島駅より徒歩約6分
 


 都営新宿線の大島駅から南、丸八通りを下って小名木川に架かる丸八橋を渡り、そこから300メートルほど先の通りの東側。手前側にコインランドリー、その横手ちょっと引っ込んで奥側に銭湯。三角屋根の下、短い丈の「ゆ」の暖簾が架かる。前面には短い階段、横手にはスローブがあるという心配り。

 暖簾をくぐると下足場。木の引き戸、上側には男女それぞれ、スリ硝子に「男湯」「女湯」。その引き戸を開けて中へ入ると、なんか久しぶりやなあと思える番台。しかしこの番台、方向が前に向いている今風番台だ。そこから脱衣所との間には脱衣ロッカーが目隠し代わりに置かれており、脱衣所から番台は見えない。脱衣ロッカーは外壁側にもあり。

 番台の横側には庭があり、そこには池が。悠々と泳ぐ大きな金魚が可愛らしい。脱衣所の雰囲気は、すっきりと広く感じられる空間。外壁側、なんと畳のスペース。こじんまりと床の間のような感じだが、そこにはミニテーブルの上に血圧計、そして暖房機。浴室入口前にはアナログ体重計、そしてテーブルの上に鉢植えなどのアクセント。他にも観葉植物など、アクセントあれこれ。

 そして浴室へと入る。まず目に入るのが、奥壁にどどーんと大きな富士山、そう富士山のペンキ絵だ。「26.6.11」の日付け入り、「西湖」とも書かれている。間仕切り壁側にも銭湯アート。こちらは湖?に陸地や島、松や桜の木、お堂や白鳥などが描かれたタイル絵。銭湯アート2連チャンのビジュアル空間。

 洗い場のカランは間仕切り壁側6つ、外壁側と間の島カラン1列両側にそれぞれ5つづつ、というカラン数。そして浴槽。奥壁側に一直線に浴槽が配置。薬風呂、気泡風呂、超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂。3連並んだ浴槽、中央の薬風呂、これは熱い。ブクブク気泡が体で破裂して、よけい熱く感じられる。間仕切り壁側の座り風呂、気泡がない分、そこまで熱くは感じられない。薬風呂は、ちょっとぬるめ?で長湯が可能。

 それにしても東京銭湯、ここしばらく番台は本当に久しぶりだ。格天井も久しぶりかな。とにかく、レトローっというほどではなくとも、昔ながらの懐かし風味も隠し味で、ちょっとうれしくなる銭湯。ですよ、みなさん。
 

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