萬歳湯
      
【住所】 神奈川県横浜市西区中央1-23-3
【営業時間】 14:30〜23:00  
【定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥470  中人¥200  小人¥100
【設備】 浅、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 京浜急行線戸部駅から徒歩約5分
    

 
 京浜急行線の戸部駅を出て、国道1号線沿いに西へ250メートルほど行った先の交差点を南へ入り、3本目筋を西へすぐ。おお、なんですかこの佇まいは。民家の間に、そこだけ次元が違うかのような建物。正面、三角屋根の上に空調だろうファンが設置されているのがインパクト。その下側には青字で屋号。玄関口両側は石塀で、そこから樹木が茂る。暖簾はパンダやコアラがデザインされており、これは初めて見ましたよ。まだまだ何があるかわかりません。

 その短い暖簾をくぐると下足場。中へ入る引き戸には、「開けたら閉める」貼り紙。そして鈴が付いていて、開けると音がなる。入ると番台だが、その番台にはあれこれ物が積まれており、座るようになっていない。店主はその脱衣所横手の長椅子に腰掛けられており、対応頂いた。その長椅子の周りにも物があれこれ。天井は格天井、洒落たランプ風照明がぶら下がる。床はフローリング。

 外壁側に脱衣ロッカー、その上には鉢植えがずらり。横手には丸脱衣籠。間仕切壁には大きな鏡。その前面には缶ビールありの飲料類の冷蔵庫、大きなテレビ。間仕切り壁奥上には大きな柱時計。そして中央にベンチやテーブル、タオル掛。テーブルにはタオルやらなんやらこちらにも物。とにかく物多し、賑やかな脱衣所。

 そして浴室へと入る。おお、銭湯アートが乱れうちのビジュアル浴室でがありませんか。まず奥壁上には山々と海か湖に島にヨットというペンキ絵だ。その下側、雪山と海か湖、ヨットに洋館というモザイクタイル絵。この2つ、それぞれ外壁側にもちょっと続いている。そして間仕切り壁には鯉や金魚や鴨が楽しそうなモザイクタイル絵。銭湯アート3連チャン、これは見応えがありますよ。

 天井は高く2段式、白色に塗られ、縁は青緑色。早い時間に行ったこともあり、お日様さがサンサンと注いでいる。洗い場のカラン、間仕切り壁側6つ、外壁側5つ、間の島カラン両側5つづつというカラン数。島カラン両側にはシャワーは無し。浴槽は奥の壁に一直線、浅。その浅内には、超音波気泡ジェット3連ペタンと座り込むタイプ付き。シンプル・イズ・ベストとはこのことか。

 とにかく、なんと言うか独特な雰囲気を持った銭湯、というか。特に脱衣所の雰囲気は、異次元に迷い込んだのではないかというような。上手く表現できないので、気になる方は確かめてくださいな。いやあ、それにしても銭湯巡りは楽しいなぁ。まだまだ大丈夫です。
  

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