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京阪の牧野駅から南東。牧野坂のくねくねと細い道の続く住宅地の中、なかなか見つけることができず一苦労。うろうろ歩きながら、ふっと目に入ったのが、民家の間から見えたペンシル型の煙突。あ、これこれ絶対これ、煙突目指して近づけば、ようやく到着、その名も「牧野湯」。素朴な外観に赤いロゴ、その佇まいに思わずうれしくなる。 そのこじんまりとした入り口から中へ。下足場の天井がけっこう低い。下足ロッカーを開けると、あれれ、その奥がくり貫かれて穴が開いてるぞ。ちょうど訪問時は雨降り、傘立てがないやと思っていた矢先、そうか靴といっしょに傘も入れるのだぁ（たぶん）ということを発見。その発想と工夫に感嘆を覚える。 番台から脱衣場へ。こちらもこじんまりとしたスペース。男女間仕切り壁の上には、ミニタイプの天井型扇風機が回る。番台の向かい正面にはテレビ、その上にはファンシー系のまねきネコ。こじんまりとしつつも、明るい雰囲気。 そして浴室。こちらはそれほどこじんまりということはなく、各種浴槽があれこれと。 その浴槽構成、中央に流れ風呂仕様にて主浴槽。流れる順番で、電気風呂、浅い気泡風呂、深。奥の壁側には、サウナ、水風呂、薬風呂。次、そして次と、いろいろ浴槽が楽しめる。 |