草津湯
 
【住所】 東京都大田区東矢口2−7−21
【営業時間】 12:00〜24:00
定休日】 不定休
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  
【設備】 薬風呂、超音波気泡風呂、気泡風呂、サウナ、水風呂
【最寄り駅】 東急多摩川線矢口渡駅から徒歩約3分
 


 東急の矢口渡駅から北側、環八通りを横切って200メートルちょっと北進したところ。マンション1階の大きな外観、大きなガラス窓が印象的な今風銭湯。半円の自動ドアを入ると、横手に下足場、そして扉は無く上がってすぐのところにフロントがある。フロント横手から奥にかけては広いロビーだ。

 そのロビー、リクライニングのイスがずらっと並ぶ休憩スペース、こりゃ気持ちいいわ。足元に足を放り上げる足元ソファ(なんというのか知りません)なんかも置いているし。たまりません。それと、奥には喫煙ブースがある。完全分煙、この設備の銭湯はなかなかあるまい。いやこれも驚いた。

 さて、フロント横手の暖簾をくぐって脱衣所へと。シンプル、そして清潔感の感じられるきれいな空間。ビル型銭湯の宿命、天井は低めだ。床は気持ちのいいフローリング。脱衣ロッカーは、全部立型の余裕タイプというのがうれしい。脱衣所中央には、長イスが2つ組み合わさって置かれている。浴室前にはデジタル体重計。

 それでは浴室へ。これまた、あれこれ各種浴槽ずらりと整えられたイマドキの銭湯。奥の壁に一直線にずらっと並ぶ。その中央部分から間仕切り壁にかけて、浅の気泡風呂、超音波ジェット2連の座り風呂、超音波ジェット2連の寝風呂、電気風呂、壁側にエステ系バスが2つ。

 その中央部分から外壁側に向けての浴槽。まずは、おお!黒湯だ、黒湯の浴槽。鉱水との表記あり。わりと透明度のある黒湯だ。すべっとした浴感あり、ぽかぽかとした感じが後をひく。その隣には水風呂、その前にサウナ。さらに「外気浴」と書かれた扉の向こう側、クールダウン用スペースとして、露天の休憩所。その横手には打たせ湯があり。打たせ湯、東京銭湯では、まだあまり見かけたことがない。

 洗い場のカランは、浴室中央から手前にかけて、間仕切り壁側と島カラン2列両側それぞれ4つづつのカラン数。それと入口横手にも4つ。そして奥壁一面に銭湯アート、どどーんと大きなチップタイル絵。アルプス?のような雪山デザインだ。なかなかの貫禄、浴室の雰囲気を華やかなものにしている。

 バラエティにとんだ浴槽と、鉱水の温泉に身も心もぽっかぽか、そして湯上り後は先ほどのロビーへ。生ビールもあるようで、冷蔵庫にはなんと大瓶ビールまであった。おおっと思いつつ、わたしゃ控えめに缶ビールでリクライニングチェアにゴロン。これはこの世の極楽だ。極楽浄土はどこにある?矢口渡にあるんだよ、ということだ。
 

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