栗の湯
 
【住所】 東京都世田谷区新町1−36−6
【営業時間】 15:40〜20:00 
定休日】 不定休
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80 
【設備】 円型風呂、浅気泡風呂、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 東急田園都市線桜新町駅から徒歩約8分 
 


 東急田園都市線の桜新町駅。「田園都市」という名前もすごいが、もっとすごいのはここがサザエさんの街であるということ。原作者の長谷川町子氏ゆかりの土地ということで、駅前にはサザエさん一家のオブジェ、そして通りの名称は「サザエさん通り」だ。そのサザエさん通りを南ずんずん、600メートルほど行くと首都高速の高架下、それを渡って100メートルほど東へ行ったところ。

 そこにはびっくり、鳩と犬がにらみ合っているではないか。というなんのこっちゃオブジェ。そこから南側へ小川が流れ、草花が群生しているという、これまたすごい光景。そしてその横手に、破風屋根どどーんと大きな外観の銭湯が。元々正面玄関はこっちやったんやろな、という面は壁になっていて、その前面は広く駐車も可。横手にはコインランドリー。正面玄関は横壁側で、玄関口横に大きく「ゆ」の文字。

 東京銭湯では珍しく、丈の長い暖簾が架かる。その暖簾をくぐると、きれいで広めの下足場。そこから自動ドアで中へ入ると、フロントがあり、奥にロビー。これまたきれいなロビー、ゆったりと広々としており気持ち良い。ソファが並べられ、正面にはテレビ。飲料類の冷蔵庫もあり。湯上り後はゆっくりと、くつろぎのスペースだ。

 フロント横から脱衣所へ。天井は高く、四角の枠の中に四角という、洒落た模様。床はきれいなフローリング。入口横手と入口壁と平行で脱衣ロッカーが2列。中央には腰掛け台がでーん。籐の丸椅子も複数。浴室入口前には、デジタル体重計とアナログ体重計がそれぞれあり、丸い脱衣籠が積まれている。

 さて、そして浴室。天井は2段式なのだが、中央が狭く、両端が中央に向かって弧を描いているという変り種。色はナチュラル。奥壁にはどどーんと大きな銭湯アート、山々と渓流が豪快なタイル絵だ。他にも、ミニタイル絵が3か所に。山と湖などの自然描写の絵柄だ。洗い場のカラン、両壁側に5つづつ、間の島カラン1列目両側6つづつ、2列目片側のみ5つというカラン数。

 浴槽は奥壁側に。ちょっと変わった形で、まず円形の浴槽。4つに区切られていて、真ん中からブクブクブク。その隣、ガリウム石浴泉として、壁側の給湯口、柵の奥にガリウム石だろう石が。ついでにブクブク気泡湯付き。その隣、またまたブクブク気泡湯。そしてそれぞれの浴槽、薄らと色のついた、なんと黒湯の仲間だ。透明度はあるが、浴感はつるぬるとした黒湯独得。完全ノーマークだったので、ちょっとびっくり。

 

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