栗原温泉

【住所】 広島県尾道市三軒家町4−19
【営業時間】 1F 15:00〜21:00  2F 11:00〜22:00
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥400  中人¥150  小人¥70  2F¥700
【設備】 深、浅、水風呂、スチームサウナ  2F ジェットバス、電気風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR山陽本線尾道駅から徒歩3分



 海があって山があって島があって渡船があって寺があって坂があって商店街があって旧い町並みがあってアートがあって映画のロケ地があってラーメンがあってお好み焼きがある町、尾道。もちろんリアルタイムではないが大学生の頃に見た、小津安二郎監督の「東京物語」を思い出す。それと、いわゆる大林宣彦の「尾道三部作」は、新しいのを1本も見ていないことをあらためて認識。こりゃ近々、DVDでも借りてこようかと思っている今日この頃。

 そんな素敵な町、尾道での銭湯巡り。いよいよ佳境、銭湯としては最後の栗原温泉だ。JRのガード下をくぐって北へ100mほど、国道184号線から東側へ筋を少し入ったところ。外観は新しい感じのビル型銭湯。尾道の中では一番今風の佇まいだ。看板には「サウナ」「電気風呂」の文字。近くに駐車場があり、8台ほど駐車可能とのこと。車で観光という方にも、一風呂浴びるにはたいそう便利。

 暖簾をくぐると、正面にフロント風の番台という、少々変わった造り。下足場と脱衣所の仕切りがないのは尾道スタイル。間に、衝立代わりに暖簾を吊るしている。脱衣所はきれいで、古い感じはしないが、大きなアナログ体重計と、大きな数字の書かれた木のロッカーがレトロチック。間仕切壁側には大きな一枚もの鏡が。中央にベンチ、隅にはマッサージ機や洗濯機など。飲料類の自販機が置かれていて、缶ビールも買える。

 浴室へ。こじんまりとはしているが、たいへんきれいで清潔感の漂う空間。浴槽は、間仕切壁側に深と浅の主浴槽、そして奥にスチームサウナと水風呂がある。スチームサウナ内には、炭が置かれている。今回入った尾道銭湯は、深と浅だけのシンプルな造りの銭湯ばかりだったので、なかなか新鮮。間仕切壁と反対側壁には洗い場のカラン。手付きホース付きで、ボタンを押すとお湯を止めることができるタイプ。湯量もあって快適に使用できる。

 とにかく新しくて清潔、快適感が味わえる銭湯。と感想を持ったのだが、後から調べると、なんと!どうやら別料金で2Fのフロアがあるらしきことがわかる。ジェットバスや電気風呂、乾式サウナ、水風呂などがあり、休憩室やエアロバイクなどもあるらしい(ホームページより)。あっちゃー、全然気づきませんでした。どうせなら入りたかった。こちらは時間も昼前から営業、終了時間も少し長い。しまった、また尾道こなくちゃ。次回はいつ行けるかわからないが、機会があればもう一度訪れます。

 

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