呉竹湯

【住所】 京都府京都市伏見区銀座3−315
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、
【最寄り駅】 京阪本線伏見桃山駅から徒歩5分



 京阪の伏見桃山駅を出て、駅前の大手筋通りの商店街を西へ。すぐ一つ目筋を北へちょっと行くと、右手に温泉マークと屋号の看板が見える。正面にどどーんと「ミネラル湯浴泉」の看板。その両脇に、それぞれ男女に分かれた暖簾がかかる、京都スタイル。男湯右側、女湯左側、しかし暖簾をくぐると、中は一つ。

 横長に伸びた下足場。中央に置かれた坪に活けられたきれいな花が目に入る。その横には犬のオブジェと額入り写真。そして横長のスペースに、ずらずらずらっと吊り下げられた鉛筆書きのイラストの数々。なんなんでしょう、竜やら鳥やら「地球温暖化」とタイトルされた風刺画まで。見ていて飽きません。

 入り口で時間をとられている場合ではないと、扉を開けて中へ。番台、そして脱衣所。この脱衣所がこれがまた、写真やポスターや張り紙などがところ狭しとあちらこちらに。脱衣ロッカーの上の女優特集にはまいりました。「川島なおみ」やら「菊川玲」など手書きの名前付きで。

 番台の頭上には神棚、対面には白い招き猫。中央には丸椅子がいくつか、脱衣用にはプラ籠。このプラ籠、脱衣ロッカーの中にも入っている。目を引くのがパーマネント型のドライヤー装置。ただでさえ珍しいが、男側に置かれているのはさらに珍しい一品。そして飲料類の冷蔵庫、上から取り出す式のタイプのもので、飲料類が積み上げられるように入れられている。

 さて浴室へ。浴室入り口には表に掲げられていたのと同じく、「ミネラル湯浴泉」の看板。お湯はミネラル湯だ。間仕切壁側に、中央から奥にかけて浴槽がどーんと。手前から深、浅、超音波気泡風呂ジェット3連。超音波気泡風呂から順番に、流れ風呂のようになっている。深には裸婦のオブジェの給湯口、壁側には鯉にまたがった子供の給湯口。浴底にはミネラル鉱石の入った?箱が沈められている。奥にはサウナ、手前には水風呂。水風呂では、ライオン口から水がざーざーざー。
 
 そして間仕切壁には、一面に描かれた大きなタイル絵。山間の渓流を筏が下る壮大な絵。これは目を引きますねぇ、立派です。それと、先ほどの深と浅の主浴槽、この床のタイルには鯉の絵がデザインされたタイル。これもまた銭湯アートの一つの形。

 とまぁ、下足場、脱衣所、浴室と、それぞれ見所がかなり多い。それも鉛筆絵からタイル絵までというバラエティ具合。写真やポスター類も他にいろいろあるのだが、全部書いているとたいへんなほど。とりあえず、みなさんの目で見てきてください。楽しいです。

 

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