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甲府市内の温泉銭湯巡り、お次は北へ北へとずんずんずん。武田通りを突き進めば、その先は武田神社だ。そう、甲府は戦国武将、武田信玄でも有名なところ。その信玄公の墓所の近くに、つつじヶ崎を屋号にいただく銭湯が。それがつつじヶ崎温泉だ。 武田神社の手前、護国神社入口交差点を東へ入り、しばらく。広い駐車場があり、樹木の茂るその奥に建物が見える。一見、あれ営業中？かどうかわからないほど、ひっそりとしている。おそるおそるドアに手をかけると、開いてました、良かった良かった。「いらっしゃいませ」の自動音声、その音に誘われてか、奥からお店の人が。入浴料を払い、奥へと向かう。 こじんまりとした脱衣所。脱衣ロッカーと腰掛台のみのシンプルな構成。変わっているのは、浴室への扉が２つあること。内湯の浴室とと露天がそれぞれ別室になっていて、内湯浴室と露天は繋がっていない。つまり、どちらかへ入ると、一度体を拭いてから移動するということだ。 内湯は、たいへんきれいな造り。こちらもシンプルで、奥に熱めの深と、横長の気泡風呂。この気泡がボコボコボコッと、けっこうすごい。露天風呂は岩風呂仕様で、開放感がなかなか良い。お湯は無色透明で無味無臭の単純温泉。肌にさらっとしたお湯だ。 |