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さて、甲府市内の温泉銭湯巡り、いよいよラスト。トリは都温泉。ＪＲの甲府駅から南、少々距離はあるが、商店街が続く通りを進んで、東側のはずれ。ちょうど開店の時間を狙って行くと、ご主人がたまたま店の前におられ、愛想のいい挨拶をしてくださった。中へ入るとフロント、ではなくて番台だろう。そこでご主人から山梨県の銭湯マップをいただき、しばしお話。なんとも気さくなご主人だ。 番台の奥、暖簾で区切られて脱衣所。シンプルでこじんまりとした脱衣所。飲料類の冷蔵庫あり、湯上り後は腰に手を当てて、牛乳グビグビいけますよ。個人的にはビールを飲みたいですけどね。 浴室もシンプルでこじんまり。手前側に洗い場のカラン、両壁側と中央に島カラン。カランにはシャワーはない。浴室奥側に浴槽が２つ。横長の浅とブクブクの気泡湯。お湯は無色透明のきれいなお湯で、無味無臭、ややつるな浴感。湯温は適温。じっくり浸かると、よく温まり、なかなか汗がひかない。 そして湯上り後、再びご主人とお話。本当はこの後、北へ向かって湯村温泉の共同浴場へ行くつもりだったのだが、もう営業していないよ、と教えていただいた。ネットで調べてみると、確かにそうみたい。あ、良かった良かった感謝です。というわけで、この都温泉さんで甲府の温泉銭湯巡りは終了です。なかなか回りがいのある２日間、めっちゃ充実。うっすらと富士山も拝めるしまた機会があれば訪れたい、そういう町でした。 |