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東京です、転勤です、単身です、３年２か月の過酷なひとり旅。しかしここはサラリーマン、何かのご縁と割り切って、どうせなら東京制覇を目指して、銭湯巡りをしてやるぞ！と意気盛ん。さてさて、その記念すべき第一湯は、葛飾区東四つ木の寿湯だ。京成の四ツ木駅から東の住宅地の中、きれいで爽やかな雰囲気で佇む銭湯。赤字に白抜きで屋号、カールストーンサウナとの看板が印象的。窓の大きな今風外観だ。 向かって左側に入口、暖簾をくぐると下足場。自動ドアから中へ入ると、フロント式でロビーがある仕様。ロビーにはソファが置かれ、液晶テレビ。冷蔵庫は大小２つ置かれ、大きいほうは一般飲料類、もう一つの小さいほうは缶ビール専用だ。そしてフロント横から脱衣所へと入る。天井高く、床はフローリング。脱衣ロッカー、島ロッカー、腰掛け台、アナログ体重計、マッサージ器。横手外側のガラス戸の向こうには庭があり、長椅子が置かれている。これはなかなか情緒感たっぷり、いい感じ。 浴室へ。島カランがずらり並び、外壁側に浴槽が一直線。深と、超音波ジェット２連、ぶくぶくの気泡湯。お湯は熱めだ。東京の銭湯は一般的に熱い、というのを久しぶりに思い出した。そして表の看板にあった「カールストン」サウナ。とにかくサウナだ。特筆すべきは露天風呂。先ほどの脱衣所からの庭と繋がっており、眺めながらの入浴。信楽焼きんび狸なども置かれており、椅子に座って休憩もできる。その反対側には、桜の造化。これはちょっとびっくり、そうとういい感じ。そして奥壁一面には、熱帯魚のモザイクタイル絵。 とにかく露天、そして庭。ほんと情緒感たっぷり、なんとも言えないいい感じ。ただし女湯側にはスペースの関係で露天風呂は無いらしい。いや女性の方は残念としか言いようがない。記念すべき東京生活の第一号銭湯、これはいつまでも記憶に残るな。幸先良いスタート、さてさてこれから巡るぞー！ |