寿湯

【住所】 京都府京都市南区西九条比永城町17
【営業時間】 15:30〜23:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 近鉄京都線東寺駅から徒歩7分



 大宮通を東寺を西に見ながら直進、九条大宮を越えた1本南側の筋を東へ。ああもうなんとも言えませんの外観。通りにさりげなく佇むその赴きがたまらない。町屋外観、屋根と屋根の間に唐破風屋根。その下には1枚もの暖簾がかかり、木戸を開けて中へと入る。

 木戸は左右開けられるようになっており、ガラガラッと開けてみると、なんと真ん中が傘立てで仕切られていて、左右それぞれ男女に分けられていた。ありゃりゃ、僕はたまたま合っていたが、間違うともう一度やり直し。状況によっては、かなり恥かしい思いをするかも。向かって左が男湯、右が女湯。それぞれ下足場になっていて、正面にはタバコの自販機。そして扉を開けて番台、脱衣所へと進む。

 これまた落ち着いた雰囲気のいい脱衣所。格子状の天井が渋い。3枚羽根の天井型扇風機がぶら下っている。内庭には、木が2本植わっている。番台正面の壁には、大きな古い年代物の丸時計。脱衣用には黄色プラカゴ多数と青色プラカゴが少々。サウナが脱衣所側にはみ出して設置されているが、けっこうなスペース。また流しが浴室入り口前に脱衣所側を向いて設置されているのが珍しい。

 浴室へ。浴室中央に深と浅の主浴槽。その間にはミニ噴水タイプの給湯口。浅の浴底には鯉のデザインタイル。奥には電気風呂と超音波気泡風呂ジェット2連。ネオンの色が一定間隔で変わるサイケデリック仕様。入り口横にはサウナ、その前に水風呂。水風呂は、壁のライオンの口から冷水が。

 こちらも他の京都銭湯同様、建物のレトロさとは違い、浴室は定番もの浴槽一通り、明るい造り。また、主浴槽が浴室中央というのが、意外と京都では今まで出会っていないかも。もっともまだ京都銭湯巡りは始めたばかりで、序の口段階。まだまだ小僧の私、これからも勉強させていただきます。

 

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